中華そばみたか

中華そばみたか お皿大全
 
Osara01_2Osara02Osara03 三鷹駅南口3分ほどに位置する中華そばみたか、あの江ぐちの後継店として始まった店である。僕は昭和40年代に父に連れられてまだ地上にあったころの江ぐちに行ったのが最初で、地下に移った江ぐちが後年事情により閉店したあと、昼の部を手伝っていた橋本さんがみたかと名を変えて営業再開(ありがとう~~)。以来大変お世話になっているのだ。
 
ちなみに何年かぶりに来たお客さんが、店名変わって若い人がやっているのを見て「味が変わった(江ぐちと比べて)」などと言う場面を一時期よく見たが、江ぐちの最後の何年かはすでに橋本さんがかつての味を引き継いで仕込みをやっていたのだ。だからいまも基本的にはなにも変わらない。
 
江ぐちのことや、独特の麺などここのラーメンの特徴などはネットで調べてもらえばいろいろわかるだろう。ここでは、この店のもうひとつの魅力「お皿」の紹介をしたい。お皿とはチャーシュー小皿400円と竹の子(メンマ)小皿200円のこと。ラーメンの前にビールとお皿を注文する常連は多く、カウンターに空き瓶がズラリと並ぶ、さながら「居酒屋みたか」と化すのだ。お皿はお品書きには上記2品しか書かれていないが、常連各位はそれぞれにバリエーションを楽しんでいる。以下はその裏メニュー的バリエーションの紹介だ。
 
さあ、いきましょう♪
 
Osara04Osara05Osara06 まずは超定番のお皿(チャーシュー)400円。
正式には「チャーシュー皿ください」とオーダーするのだろうが「お皿ください」と言えばこれが出てくる。僕を含め幾人かの常連さんの場合、ノレンをくぐっただけで橋本さんの手は冷蔵庫のビールに伸び、サイドのスタッフさんはお皿を作り始めてる(笑)
 
次にちょっぴり贅沢してお皿に半熟卵だ。みたかでは五目そば用に茹で卵が用意されてるが、ラーメンも同様「半熟ください」と言えば麺を茹でる釜で半熟卵を作ってもらえる。チャーシューにトロリとからめたら最高!
 
Osara07Osara08Osara09 下もやしというのもある。
お皿のチャーシューの下には通常竹の子が敷かれているが「下もやしで」と頼めば竹の子の代わりにもやしが敷かれる。
 
次はスープ通しだ。これはチャーシューをラーメンのスープに浸して加熱。脂のプルプル感、甘みがたまらない一品。画像の場合は下もやしになっている。
 
ちなみにビールはなにも言わなければキリンの中瓶が出てくるが「小瓶」と言えばキリンの小瓶が、「アサヒ」と言えばスーパードライの中瓶が出てくる。これは一部のアサヒファンもしくはアンチキリンの方のための用意だろう。
 
Osara11Osara12 続いてもう一つの定番、竹の子皿200円。これも根強い人気を誇るのだ。そうそう書き忘れたが、お皿には薬味のネギが乗り、ラーメンのタレがかけられているが、もちろん「魔法の白い粉」もどっさり適量(笑)かけられている。だからたかがメンマと思うなかれ!ちなみにカウンターには七味唐辛子も置かれているのでアレンジする方も多い。
 
竹の子に半熟卵、この組み合わせもよく合って美味しい!竹の子を食べつくしたら皿の底に残った黄身とタレと生ネギをすすってビールを飲み干す。たまらない!
 
Osara13Osara14 竹の子に茹で卵、半熟は竹の子がまとう美味しい衣のような役割りを果たすが、茹で卵は独立して対ビール戦にツマミの一角として参戦する。チャーシュー皿を頼むにはちょっぴりお財布が寂しいときにもいいかも。
 
竹の子に半熟にピーマンも入れてもらった♪
ラーメン屋にピーマンというのは妙だが、これは五目そばの具なのでここにいる。実はこのピーマンはたくさんのファンをかかえているとてもステキなアクセントなのだ。

 
Osara15Osara16Osara17 さて次なるはもやしだ。もやしも頼めばお皿で出してもらえる。
 
このもやし、実はただものではない!えもいわれぬ甘みを持つのはなぜかと言うと、チャーシューを仕込んだ際に出てきた脂で炒めてあるのだ。しかもなるべく作り置きが長くならないように少量づつ炒めているという意外な手間の一品なのだ。
 
そして、チャーシューと竹の子に次いでメニューに書き加えてもいいのではと思わせるのが新作にして名作のもやピーだ!!!先のもやしにピーマンを加えただけなのだがこれが実に旨い!一度勇気を出して「もやピーください」と頼んでみてはどうだろうか。
 
最後はもやピーに半熟。もやし・ピーマン・卵、とチャーシューに比べれば弱キャラ連合にしか見えないが、集まれば3本の矢の法則にのっとって、もはや最強のひとつと言えよう。
 
Osara18_2 Osara21茹で卵、または半熟卵、だけをツマミに注文する方もいる。軽く小瓶1本だけ飲みたいときなどにどうぞ~
 
そしてハム皿、五目に入ってるハムが気になって試しに頼んでみたのだが、ハムの塩気がネギとあいまってなんとも美味しい一品だった。ただ特殊すぎて頻繁に注文するには気が引けるかな(笑)
 
さて、なんとなくお分かりの方もいると思うが、「お皿大全」と言ってもすべて「組み合わせ」に過ぎないのだ。ただそのバリエーションの中から「もやピー」のような名作が生まれる。そして橋本さんは日頃から「ウチにあるものでできるものならなんでも大丈夫です」と言ってくださってる。ちなみにこのページも了承を得てアップしている。
 
Osara22Osara23 華やかなひと皿は五目皿、五目そばの具材をお皿にしてもらったのだ。ナルト・ハム・卵・ピーマン・もやし・チャーシュー・竹の子と七目が入っている。みたかのオードブル盛り合わせだ!
 
モザイクがかかっているのは、とあるお客さんが頼んでいるのを真似して注文したひと品だ。これも大好きな味でまたお願いしたいところなんだけど、あまり材料の数が揃わない上に橋本さんの考えがあって課金していないという。でもタダなら僕は注文はできない。今はグッと我慢している(笑)いつか課金されるようになったら紹介しようと思う。
 
Osara25Osara26Osara27中華そばみたかにはラーメンだけでなくワンタンもある。なのでワンタン皿というのもあるのだ。 裏メニューに油ワンタンもあるがそれとは違ったかな?同じかな?(テキトー笑)
これまたいいツマミになるのだ。しかも〆にスープを加えてもらえる。
 
番外だがジャガイモを食べさせてもらったことがある(笑)この日は年末最終営業日でかなり長く飲んでいた。みたかには伝票が無いため空き瓶を下げないのでカウンターが瓶で埋まってる。この時に「もう最後だから」とだしを取ったあとの野菜を食べさせてもらったのだ。ダシを取ったあとといっても互いのエキスも吸って美味しくなっちゃってた!!でも番外だからこれはオーダーしないでネ!
 
Osara31Osara32Osara33 お皿大全と銘打ったが、ワンタンまで紹介したついでに麺のほうも載せておこうと思う。
 
まず、もはや今では誰もが知る?裏メニューの油そばだ。ただし、横に生卵があることに注目してほしい。そして次の画像は麺に生卵をからめたところ。このあと具もすべて混ぜて食す。実はこれはスタッフYさんがまかない食のときに開発した食べ方だ。これはめっぽう旨いっ!僕はひそかにみたかルボナーラと呼んでいる。
ちなみに油そばも〆にスープで割ってもらえる。幸せがとまらない・・・。
 
Osara34Osara35 これは正式に季節のメニューにある冷やし中華。普通の店の冷やし中華との相違点は竹の子と黒ゴマだろうか?
 
実は江ぐち時代から「ここの麺で冷やし中華か・・・・」とあまり食べなかった。黄色い縮れ麺のイメージが強かったんだろうね。たしか食べたのは1度くらいかな?「やっぱ普通のラーメンにしとけばよかった」と思ったような記憶がある。
それがみたかになって2年目の夏にようやく冷やし中華が復活したのでせっかくだからと食べてみたら・・・・・・これが美味しかったのだ。たぶんレシピとか変わってないんじゃないかと思うけど旨かった。そのころのサブだったS君が巨体と冷水でグイグイ締めたのが原因?
 
「冷やしもスープ割り美味しいですよ」と言われて「ウソッ!」と思ったが、旨かった。酸味の向こうで野菜だし?の香りがフラダンスを踊っている。ちなみに江ぐちからだけど醤油タレに白糸の滝のように降りそそぐ魔法の白い粉とかの印象ばかりがよく語られるけど、ここのスープはちゃんと美味しいので僕はラーメンも味薄めで作ってもらっている。そのほうがスープの香りがよくわかるから。薄めもお勧めだ。
 
Osara36Osara37 さあいよいよ最後はラーメンだ。
これはトリプルにもやしだ。トリプルというのは大盛り×3のことである。大盛りが1/3増量なのでトリプルは麺2玉ということになる。一応このトリプルまで注文していいらしい。それ以上だと丼に収まらないから(笑)
 
ラーメンについてもいろんな方がいろんなこと言って注文してるのでバリエーション多彩だ。具のダブルだってあるし固めだとかネギ抜き。ほかにはテイクアウトだってあるし○○落としもあるがキリが無いのでやめておく。
そうだ!ひとつだけクイズを・・・・・「モトヌキ」というバリエーションもあるんだけど何のことかわかる?(笑)僕は頼んだことない。
 
そして完食の図。
上記お皿もそうだけど、「なんでも大丈夫・・・」とは言え、いろいろとややっこしいもの注文させてもらっているのだから、出されたものはきちんと美味しく頂くのが礼儀だと思っている。
また値段はチャーシュー皿400円と竹の子皿200円しか書いてないが、他の値段は正直こまかく知らない。ただ上記2つの値段と各トッピングの値段50円から推し量れば大体わかるはずだ。これも裏メニュー的なややっこしいもの楽しませてもらってるんだから細かいことは言わぬが華。いずれにせよまっとうな請求額なんだから。
 
あと、いろんなお皿を試すうちにビール瓶がズラリと並んで「ラーメン屋にあるまじきお勘定」(←よく起こることなんだよな~)になっても僕は責任とれないからそのつもりで(笑)