2009/12/25

松姫の哀しみを

091225010912250209122503 以前、戦国時代の行動食「糒」の話をしたが、それを見たある方が「昔は芋がらを味噌で煮詰めたのを湯で戻して味噌汁にして食べたそう・・・」と教えてくれた。

調べると確かに戦国後期まで多用されてたらしい。画像左の黒いのがその試作品だ。これを食べる場所に浅間尾根をチョイス。普通に登ってもつまらないので笹平バス停から松生山めざしてスタート。取り付きの小さなお社に手を合わせて登りはじめた。

作業道らしき踏み跡を一気に200mほど登る。あんまり安定していないうえ、優しさのカケラもなく直登だ。時に両手両足を総動員し大汗をかく。
 
 
091225040912250509122506 ここは浅間尾根の東の端。浅間嶺まで行けばその先の登山道は江戸と甲州を結んだ古道だった道なのだ。この一帯には「松姫伝説」というものがある。オートバイで奥多摩を走る人なら松姫峠という地名を知っているだろう。

踏み跡は消えたり見えたりだけど、地形がはっきりしてるので迷うところはない(と書いたけど地図も磁石も持たずに行かないように)。せいぜい思いのほかコブが多くて疲れるくらいだ。700mを越えると南の展望が開けるが、笹尾根になじみの山がないので名もわからず・・・。

一面落ち葉の尾根道は気分がいい!が、メントスの包みを発見、回収。人が通らないせいかゴミもまったく見なかったのだけどね。取り付きから浅間嶺の手前までコレ一つっきりだった。
 
 
091225070912250809122509 松生山(まつばえやま)933mに到着。その先、胸の高さの笹が道にかぶっていた。冬でよかった(笑)

さて松姫。
松姫は武田信玄の娘なのだ。信玄没後、長篠での大敗があり、ついに天正十年正月(1582)に織田軍の侵攻が始まる。負け続ける武田軍を後に、松姫はほかの何人かの姫君を連れて北条氏を頼って東へ東へ逃避行。

僕は古からの往来に合流して浅間嶺の展望台へ。武田の落人が通った道でいよいよアレを。

さっそくお湯で糒を戻して、ネギと芋がらを入れて食す。
それだけで「味噌汁のように」というわけにはいかず、ほんのり味噌風味という程度だ。昔の味噌はもっと濃かったのかな?でも芋がらを噛むと味が出てうまい。湯漬けの菜に芋がら味噌漬けを食べてるという図式が正しいかな?
 
 
091225100912251109122512 腹ごしらえが済んでさらに西へ。
40分ほど歩いて浅間石宮に出た。小さな小さな祠だ。松姫が兄武田勝頼の冥福を祈った場所であるという。

今日前半の明るい道と違い、ここは尾根を北に巻いて暗く、道は固く凍っている。
勝頼が自害したのは天正十年三月十一日、同時期に松姫がここを逃げていったとすればやはり冷たい道のりだったはず。平安時代と違い甲斐武田のものとはいえ姫の身にはつらい旅だったことだろう。

浅間嶺まで戻ると飛行機が見えた。
空と下とで旅のカタチがずいぶん違うこと(笑)
 
 
091225130912251409122515 桧原の本宿に降り、「たちばな家」へ。手打ちラーメンで知れたお店なのだがなかなか来るチャンスがなかったのだ。

で、ラーメン食べにきたのに目についた馬刺しを頼んでしまう。
クリスマスに馬刺し・・・・・・・まあトナカイ食うてるわけじゃないからいっか!?(笑)

ラーメンはいわゆる「海のラーメン」の態。ナルト、チャーシュー、ノリ、ほうれん草・・・・・・
手打ち麺はやっぱ美味い、プルプルといいコシ。味も決して「海の家」などではなく正統醤油味であった。

ん~~~~~~~、歴史ロマン旅のはずが、最後崩れたにゃ。

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2009/12/24

ツララ

イブの夜だっちゅうに、ぼちぼち寝ようかとしているmassiでございます。お晩です!(笑)
 
 
0912230109122302 19日のパーテイーに来られなかった方から「第二弾をっ!!」と要請があって、もろもろごちゃ混ぜのプランを立てて奥多摩に行ってきた。
 
日原街道を離れ、日原川の支流に沿った林道を歩く。
ここを選んだのは大小の滝や岩をつたって落ちてくる流れが景色の変化を与えてくれるから。
 
 
091223030912230409122305 が、想定以上に目を楽しませてくれたのはたくさんのツララ達だった。
地面には鍾乳洞の石筍のような造形・・・・・・・しずくが垂れて?と思ったがそうじゃない。ツララが落ちて、折れ、溶け、また凍り、を繰り返してできたらしい。だれかが「ムーミンのニョロニョロみたい」と。
 
岩一面に白糸の滝のように垂れたツララもあれば、道にはぶっといツララがごろごろ転がってる。ガキだからすぐ拾って構えてみたりする「てやっ!」「とうっ!」
 
 
091223060912230709122308 崩落した橋にちょっぴりスリルを味わい・・・・林道の終点へ。

昼食はオデンとうどん。W女史がオデン担当。僕は味噌キムチうどんの担当。味噌を景気よくブチこみ過ぎて塩っぱくなっちゃった!!ゴメン・・・。
 
 
091223090912231009122311 奥多摩駅前の「みやぎ」に流れ込む。第二弾の始まり始まり~~。
カウンター5~6席の小料理屋さんだ。奥の間へ通される。奥の間はコタツなんだよな。これじゃ宅飲みだネ!!
 
おつまみは地のものなのが嬉しい!酒は当然「澤乃井」だ。冷酒がヤマメの刺身によく合う。旨いっ!
 
ツララ凍る奥多摩の夜、コタツでぬくぬく、たまんないね。皆さんお疲れさまでした~!

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2009/12/04

三ツドッケ

0912040109120402 昨日1日雨が降って今朝はスカッと晴れた。

奥多摩の北辺、埼玉との県境にある天目山を目指す。三ツドッケという名のほうがよく通っている。このバスではいつものことだが川苔山へ向かう女性ハイカー4人が川乗橋で降りたら、日原まで乗るのは僕ひとり。

山はすっかり葉が落ちて見通しがいい。落ち葉のじゅうたんもキモチいい!
 
 
091204030912040409120405 山頂直下の一杯水避難小屋にかけられた温度計は3度をさす。

冷たい風が吹き付けているので小屋の中で食事してもいいんだけど・・・・・・・やっぱり山を見ながら外で食べたほうが。
 
 
0912040609120407 今日はリゾットだ。

前回、鍋の〆に糒を入れたときに気づいたんだけど、糒はお湯で少し煮ると絶妙な歯ごたえになって実に美味いのだ。お茶漬けのりに入ってる煎餅というか、雑煮に入れた切り餅の角のとこというか、中華風おこげみたいな??

キューピー・サラダクラブの力を借りて、コンソメ気分量・塩気分量・コショウ気分量にオリーブオイルをたらり。コッフェルから溢れんばかりのリゾット(笑) 美味しっ!!
 
 
091204080912040909120410 作るはしから冷えてゆくリゾットとエスプレッソを大急ぎでお腹におさめ、手をすりすりしながら山頂へ。

ニセピークに立つと本当の頂きはその先に(ガクッ)。その尖がった山を登りつめると10畳ほどの山頂がある。

その展望のよさに驚いた。奥多摩の山の全てが見える!!は大げさではないと思うのだけど・・・・・。さらに奥武蔵の山やさいたま市から新宿までも見渡せる。
 
 
0912041109120412 山頂から降って尾根筋を東へ蕎麦粒山方面に向かう。
振り返ると三ツドッケが見える。3つのピークからなる山なので三ツドッケと呼ぶそうだ。

棒杭尾根の下降点を見つけ、降りる。
この道は国土地理院の地図には載ってないので用心して、ちょうど正面に見える御前山をチェックしながら(知らないルートは見通しのよい冬がいい)降りてゆくが、そこそこ踏み跡もあって難しくなかった。ただしかなりの急坂。登りでは使いたくないルートだ(笑)
 
 
091204130912041409120415 他に誰も歩いてなくて静かな山をひと山独占、景色はよいし大満足だった。

帰りにいつもの豆腐屋さんに寄ると、すっかり顔見知りになってしまった奥さんが出し抜けに「川苔で事故があったみたい」と言う。山でなにかあると町が放送で流すらしいのだ。そういや2時すぎヘリの音がしてたけど・・・・。

ひょっとして川乗橋でバスを降りた4人のうちの誰かが??
他にもルートはあるけど川乗橋からがやはりポピュラーなのだ。
大怪我でなけりゃいいけど。

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2009/11/07

part2 ぐるっと回って

0911070109110702 ハッと目が覚めると5:40だった。わりと熟睡してたようで寝覚めがいい。でも寝すぎなくてよかった、ギリギリの時間だ。
 
すぐに少し登って太陽を待つ。下にヘリポートのマークがうっすら見えてるのがテント場。足元は霜でカサカサ鳴っている。
 
 
0911070309110704 6:10、ゆうべ18:30ころ見送った太陽が戻ってきた。
富士山が、カラマツが、淡く染まる。足元の霜に陽が当たって融け始める。
 
ええなあ。
 
 
0911070509110706 陽が射すと同時に鳥のさえずりが始まるのか。発見。
適当に鳴いてるものかと思ってたが・・・・・。
 
テントに戻ってゆるゆると撤収準備を始める。しかし東京都内でこんなに様子のいいテント場があるんだからスゴイね。
 
 
0911070709110708 朝飯はズボラこいて簡単便利のα米リゾット。買ったはいいものの使わないから賞味期限が切れてしまった。これに糒を加えて増量マシマシにして食べる。
 
テント場を出発してしばし、下から変な人があがってきた。
なんとママチャリを押して登ってきたのだ!
 
雲取山はルートがなだらかだからマウンテンバイクで来てる人はいるけど、なんとママチャリだよ(笑)「このスタイルは初めて見ました」というと「荷台にモノを積めていいですよ」とおっしゃる。いうてもママチャリはスポーツサイクルに比べて重いし、ギアは固定、タイヤも・・・・・。
 
いろんなヒトがいろんなことをして楽しんでる。
 
 
0911070909110710 例によって奥多摩駅まで戻って温泉へ。
今回は国民宿舎の観光荘だ。浴室は至って単純、いまどきの温泉らしさは無いけれど、タオル・バスタオルまで使えて550円てことは銭湯より安いんじゃないの?

直前に確認の電話を入れてから行ったら玄関にスリッパが1組だけ揃えられていて、誰もいない脱衣所では扇風機が回ってた。電話を受けてから用意されたんだろう。地味なこととはいえ値段に対してサービスが上回ってた。また行きます。

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part1、流星群、見られるか?

091106010911060209110603   ★おうし座の流星群がピーク間近で大火球の可能性も
とラジオで聞いて、いろんな条件やら期待やらを織り交ぜて出てきた答えが「奥多摩小屋のテント場に行こう」だった。
 
特に大火球なんて捨ててはおけないよね。ただ、月が近くにいるので11月上旬は観測には不適という条件もあるんだが。
 
 
091106040911060509110606 なにはともあれ紅葉を眺めつつ雲取山を目指す。紅葉は1500mくらいまでで、その上の防火帯に出るとすっかり葉は落ちてた。昼ご飯は例によっての黒パンフルーツだ。
 
1750m、稜線のテント場に居を構える。
 
 
0911060709110608 テントの準備が終わって、雲取山頂へ向かうことにしよう。
 
日没が近づいて寒~~い。今季初めて手袋を装着。
写真は青空だけど、西の空に厚い雲が出始めていた。夕陽が見られないかも?と心配しながらテントへ急いで戻った。
 
 
091106090911061009110611 さて夕陽はというと・・・・・それほど日頃の行ないがよいのだろうか、厚い雲と山並みの間に隙間ができてバッチリ山に沈んでゆく夕陽を見送ることができた。カンパ~~イ!の瞬間。
 
晩飯はモヤシ・ニラ・さつま揚げ・マロニーちゃんをぶち込んだキムチ鍋。あったまる!あったまるのに、食べながらふと気づくと両手の小指がかじかんで動かなくなってた。予想気温最高7度、最低1度だもんねえ。
 
でいよいよ大火球だが・・・・・情報通り明るい月が邪魔したからか、僕の運が無いのかわからんけど、ウィスキーの力を借りて3~40分頑張ってみたが1個も見えず。(頑張りが短いんだな!!)
2時ころ目が覚めるとちょうどテント入り口の正面におうし座が来てたので、寒いけどオープンにして寝袋の中から睨んでたけど不発。ま、それも15分くらいで寒さにめげてしまったのだけど。
 
ダメだったが不発なりに星見は面白かったゾ!

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2009/10/24

戦国時代のα米?

新田次郎の小説「武田信玄」の1シーン。
尾張の密使とそれを追尾する山本勘助が、路傍で食事をする。その食事が気になっていたのだ。

091023010910230209102303   同じことをやってみたくて例によって奥多摩へ。奥多摩きっての急登、稲村岩尾根から鷹ノ巣山に登る。途中、クマの爪あとをいくつか見っけた。縄張りを主張するマーキング。

山は落ち葉だらけ。場所によって頭上の樹が変わり、色が変わる。朱・黄・ワインレッド・赤茶・・・・・。地面の色が変わると足を止めて上を見る。きれいなブナがあるとついいつまでも眺めてしまう。
 
 
091023040910230509102306 さて例の食事なんだけど糒(ほしいいと読む)という。炊いた米を水で洗って天日で3~4日干したものだ。今週は天気もよかったので透明によく乾いている。小説のなかでは、お椀に糒をひとつかみ入れ水をそそぎ、塩と生のネギをおかずに食べる。

山頂の30分ほど手前で一椀食べてみよう。(消化遅そうだし)

さすがに水に入れるだけでは柔らかくはならない(笑)。かまわずネギをかじっては糒をガリガリ食べるがけっこうイケた。ネギのツンとした辛みがいつまでも口に残っていて。そこへほしいいを流し込む。いや、早く辛さを中和したくて流し込むのかも。

いずれにせよ僕にはアリだな!ただし米自体の旨味を楽しむというには厳しい。ゆっくりゆっくり噛んでいれば米がほどけて味が出てくるだろう。まあそんなゆとり無くザラザラバリバリごっくんだ!(笑)。完食したら青空とブナの樹がお椀の中に・・・・
 
 
091023070910230809102309 いざ山頂に向かうと、倒木にびっしり生えたのはものの本によるとエゾハリタケか?ものの本には若いものは食用とある。でもこう盛大にやられちゃうと食欲わかないねえ。

そして1736m鷹ノ巣山。まわりの山の紅葉はすごいのだけど、ガスってる。

さっきは戦国時代の弁当を食べたので、山頂ではちょっぴり文明の利器を活用する。糒は中華風スープに入れ、ネギは焼いて、ついでに焼き味噌も作って・・・・・・

これはめっちゃ美味かった!!焼きネギ&焼き味噌はクセになりそう。皆さんからみるとまだまだ原始的かにゃ?
 
 
091023100910231109102312 くだりは奥多摩駅まで石尾根を直線距離で8km、3時間半の行程だ。
陽が射す、雲が来る、場所により時により変化。

後半の半分近くはガスの中。晴天に鮮やかな紅葉、といきたかったけどこれも幻想的でなかなかいい眺めだった。
 
 
0910231309102314 ちなみに都合1合食べた糒は腹持ちがだいぶいいようだよ。ときたま使おうかな?

糒はα米に比べたらバリボリ硬くてなんだけど、水と塩いれてそのまま食べる気になれるし(僕は、笑)、いかにも人間が作りましたって感じがいいじゃないか!

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2009/10/10

パエリアへの道

The road to paella .

La strada alla paella .

パエリアへの道。

蓮華温泉キャンプ用にお米博士のmeimeiさんが容易してくれた新米コシヒカリの無洗米を美味しいうちに食べたいし、蓮華の2日めが供給過多だったので食材が余ってる。どうしよう?・・・で思いついたのがパエリア。金曜、奥多摩の六ッ石山へ向かった

日帰り山行で米を炊くには浸水・炊飯・蒸らしと時間がかかりすぎるので、山頂に着く1時間前にペットボトルの米に水を加えるという手を思いついた。ついでにサフランにも水を与えるとして・・・・。
 
 
0910090109100902 登山道手前で落石が起きてた。台風の影響だろうか。

六ッ石へは長い長い尾根道が続くのだけど、途中登山道のど真ん中にイノシシがいた。距離で3~40mくらい、僕とイノシシが顔を上げて気づくのが同時だったようでヤツが「ハッ!?」という感じで一瞬動きが止まって顔を見合わせたのが笑った。

腰のカメラに手をかける前にヤツは斜面を駆け下りてってしまった。イノシシだけど脱兎のごとくに・・・・・・。イノシシのいた場所には大量のドングリ。夢中で食べてたから僕に気づかなかったんだな?登山道は平らなので転がってきたドングリが溜まるのだろう。
 
 
0910090309100904 時間を逆算して米とサフランに水を加える。
ちなみに山栗も大量に落ちてた。栗はなんぼ落ちててもたいがいは虫食いでダメなんだけど、今回は無傷なものも多い。台風翌日だったので新しいイガもだいぶ落ちてる。ラッキーだ。

そして六ッ石山頂1478mに到着。まだ紅葉には早い。
お腹も鳴ってる。すぐさま炊飯開始だ~~~っ。
 
 
0910090509100906 サフランを漬けていた水は「赤?」ってくらいの色になってた。なお、栗拾いにどうやら30分近くロスしたので(そういうのすぐ夢中になっちゃううんだよねえ)、蒸らしは省略しよう。

赤いサンザシの向こうに鷹ノ巣山。
炊き上がるまで20分ほどすることも無く、誰も来ない山頂をウロウロ。西に東に鹿が鳴いてる。・・・・鳴きすぎ・・・。イノシシ同様にドングリ食べまくってるんだろうな。方角も距離もまちまちなのであちこちにいるようだ。
 
 
0910090709100908 パエリアはなかなかのでき。おこげもイイ感じでできた。
ただパエリアだけにもうちょっと固めでもよかったな。少し柔らかいのは新米のせいかな?と思ったが、そういやアサリのパックに入ってた汁もパエリア水も加えたんだっけ?あれが敗因か。まあ美味ければ良し!!

雲は誰かに似てるんだけど・・・次元大介?
 
 
0910090909100910 ルートは奥多摩駅~六ッ石山のピストン。同じルートを戻り、最後に奥多摩駅近くの温泉へ。ここらで日帰り湯っていうと「もえぎの湯」なんだろうけど、僕は大規模集客施設がともかく苦手なのです。行ったのは「麻葉の湯」の三河屋旅館さん。

1000円という価格には内心(うぐぐっ!?)と思ったけど、窓の外の愛宕山を見上げながら湯船独占は気分よし。ササッと汗を流すだけのつもりが勿体なくてゆっくりしてしまった。

写真ではずいぶん立派に見える山栗だが、とっても小っちゃいのだ(笑)
でも味はちゃんとした栗、剥いて食べるの大変だけどネ。

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2009/09/26

続々・蓮華、肉責めっ!

0909230109092302  蓮華2日目の16時ころ、僕は「どえりゃ~名古屋の味噌田楽」や「トマト・ガーリックのホイル焼き」など、優雅にオードブルをこさえてた。
 
フキの葉をとってきて味噌田楽を飾ってみたり、最初は優雅だった・・・・・・が、やがて4人が持ち寄った食材の全容があきらかになり、深刻な事態を迎える。
 
 
0909230309092304 やたらと肉に偏ってるのだ。しかも「みんなへの思いやり」でそれぞれが軽く2人前以上持ってきている。
 
まずナマモノを片付けなければならないのは明白。さらに少しでも荷物を減らさなければ、帰るときはまた駐車場までかついで行かねばならないのだ。ここで炭水化物自主規制の大英断が下され、パスタのために持参したジェノベーゼソースはチキン&雑多ソテーに投入される。
 
向いでは富山の兄弟さんの自称「インチキカレー」が作られている。
 
 
0909230509092306 わざわざ鍋まで買ったジンギスカンは腹が破れても喰う!!しかしスプレー式のオイルがあるなんて知らなかった~~。
 
僕とYさんとでモヤシ2、シメジ2、ラム500gを完食。
 
 
090923070909230809092309 「生揚げがあるよ」の声に、「どえりゃ~名古屋の・・」を乗せて焼き、食欲増進のためにネギをバーナーで炙る。ちなみに先の画像の生揚げは醤油で食べた。
 
網の反対側で作っていたインチキカレーはキーマカレーでとてもインチキなんかじゃなかった。minoguzziさん提供の豚バラ肉(重量不明)が投入され、溢れんばかりだ。これは目玉焼きとともに配給される。
 
 
0909231009092311 いやあ、頑張ったよ!
やはり重複して存在するソーセージ類は明日の朝食に回すとして、と勝利を向かえんとしたそのとき!!!
 
ボスキャラ、牛ステーキが降臨・・・・・1人に2枚配給・・・・。
 
あはははは、どれもこれも旨かったからよかったんだけどね♪
備長炭は「もっとなんか焼け!」と真っ赤になって吠えてたんだけど、もうギブです。
 
残り火をいじりながら、落ち着いて飲むのはminoguzziさん持参の百年の孤独。旨し!
僕なんざ安酒を軽い容器に移して持ってきたのにminoguzziさんは酒瓶3本を投入!さすがだ~。
 
23時、めでたく就寝。
 
 
090923120909231309092314 最終日、たぶん4時ころを中心に強い雨音がテントを叩いていた。
そして6時にテントを飛び出し、小雨のなか露天風呂へ。
 
朝早ければ誰もいないのでは?という期待むなしく、他にも入りに来てる人がいるので、また一番高い「薬師の湯」まで登った。湯船にピチョン♪ピチョン♪と雨粒が落ちる。
 
帰りに「黄金の湯」を覗くとこちらも先客がいる。「すいません、後ろ姿を撮らせてくださ~い」とお願いしたら「構わん、ワシのを撮れ」と隠す気もないらしい。しかし「ワシのを」ってなんだ?「のを」って(笑)
 
 
0909231509092316 まだ食い物の話で申し訳ない。朝飯だ。
ベーコンエッグにジャガリコのカリカリ焼き、そしてマヨたっぷりのトマトが配給される。メタボの3文字なんぞに構っちゃあいられない。
 
2皿目にはお粥が加わった。塩辛乗っけたらウマ~。そして画像にはないソーセージも何種か焼かれ・・・・・。
 
 
090923170909231809092319 10時、あれやこれやてんこもりだった蓮華温泉をあとにする。国道まで十数キロの細い一本道を僕は最後尾で走っていた。もちろんアイツラの事を忘れちゃいない。この道だったのか?それとも国道で?
 
回り込む左コーナーを駆け降ってゆくと・・・「あ、いやがった!!」
前の3台は気づかなかったようだ。カリフォルニアが停まるまで30mほどがもどかしい。坂を走って戻ると缶ビール2本がガードレールに引っかかり、キャベツの残骸が落ちている。さらに草むらにビールが1本。キャベツは動物が持っていっちまったんかなあ?
 
姫川で西へ帰られる3人とわかれて南へ。
お腹いっぱい胸いっぱい。寄り道して食事する気にもならない。
給油1回、トイレ1回でサクサク走ったら15時に東京帰着。
 
 
 
帰宅後の乾杯。
アスファルトに叩きつけられ、白馬の厳しい2晩を耐え抜いたビールは、それはそれは格別の味だったとさ。

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2009/09/25

続・蓮華、トレッキング

0909220109092202  5時半ころから、明るくなってゆく森を眺めながらのウトウトが心地よかった。
 
今回は、緊急用にいつも持っているテンチョで寝てみたのだ。テンチョというのはテントとポンチョを兼ねたもの。雨具として使う以外に、やむなく予定外に寝るときや生命維持のためのシェルターとして使える。
 
気温もほどほど&ムシも少ないこの時期に、実際に寝てみて居住性をチェック。インデイアンの家みたいなもので床はない。サバイバルシート(いろんな呼び名があるけど銀色のシート)を敷いてその上に寝る。
 
僕はカラダが大きいので足先や手のひらがテンチョの外に飛び出たりしたけど(泣)、気候もよかったので快適だった。なにより明け方からテンチョを半分開いて外を眺める心地よさったらクセになりそうだ。(内も外もないか)
 
 
090922030909220409092205 蓮華キャンプの2日めはminoguzziさんとトレッキングに出かけた。
 
7時ころから活動開始。キャンプする人はそれぞれ愛用の道具があったりする。minoguzziさんが愛用パーコレーターでインドのコーヒーを淹れてくれた。ゆっくりゆっくりコーヒーを飲み、10時にスタート。
 
ちなみにキャンプ場は炊事場やトイレやテーブルがあって前評判ほど悪くない。ただし水は出ないのでキャンプ地に湧く湧き水を使用。これが手がしびれるような冷たい水なので、肉の保存やビールを冷やすのに活躍した。
 
 
0909220609092207 コースタイム2時間半の周遊ルートはまず湿原への木道から始まる。曇り空だけど雨はない。
 
途中までは朝日岳五輪尾根へ通じる登山道だったので、下ってくる人が意外と多かった。
 
 
090922080909220909092210 湿原が尽きると登りが始まる。
ちょっと奥多摩に似た針葉樹の尾根の急登だ。画像はminoguzziさん撮影、自分が歩いてる姿ってのを始めてみたゾ。猫背が目立たないアングルでよかった(笑)
 
そして出発から2時間、暗い尾根道からパッと出たら瀬戸川の谷に突き出した支尾根が見えた。白く小さな広場がカモシカ展望台だ。わざわざ展望台と地図にのるだけあって、変化に富んだ素晴らしい眺めだ。
 
 
0909221109092212 谷に面していて気温差の関係か、そこだけ紅葉がキレイな展望台。
 
あとからやってきた女子大生?グループに気をとられて茹でかけのマルタイ・ラーメンをひっくり返すという大失態を演じてしまい・・・・・・・がその瞬間、「私たち、余分に食べ物ありますよ」と即座に言ってのけた彼女らに、あとで「いい娘だ!!」と感心しきりのオジサン2人(笑)
 
落としたラーメンは当然ながら回収して茹でなおす。底のワカメを食べたらジャリっと歯が鳴った・・・。
 
 
0909221309092214 いつものエスプレッソも飲み、のんびり風に吹かれて1時間。キャンプ場に戻ったのは14時、休憩込みでちょうど4時間のトレッキングだった。
 
テントが一張り増えている。Yさんが到着したらしい。ではそろそろ?と駐車場に行ってみると予感的中して富山の兄弟さんが荷解きの真っ最中。荷物を分担してキャンプ場へ向かう。なにしろ駐車場からアップダウンの1km弱の道のりなのだ。
 
リヤカーの画像は他グループ3人のもの。minoguzziさんは一人で満載リヤカーを引いたそうな!!スゲー!坂道で荷物が転がって大変だったらしい(笑)。僕はテント泊用のザックで2往復。かつぐのが一番楽でしょう?
 
さあ、メンツはそろった。宴会本番だ~!

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2009/09/23

秘湯蓮華温泉・・・ビ、ビールが無いっ!

090921010909210209092103   21日(月)、朝も早よから大渋滞の関越道~上信越道を走り、北アルプスの遠景が素晴らしい県道12号のワインデイングを走り、11時半に長野市の西、信州新町のスーパーに到着した。この町はヒツジの産地とリサーチ済みなのである。
 
今回は9月のあたまに大阪minoguzziさんからの「新潟の蓮華温泉キャンプ場、誰か来ない?」という誘いに乗ったのだ。だって「山の中に4つの露天風呂が点在」「キャンプ場内に湧き水が流れ」「駐車場からはるか遠く、一般キャンパーは敬遠」など、そそるキーワードに溢れているんだもの。
 
さて、田中屋で自家製ジンギスカンと簡易ジンギスカン鍋を購入。カリフォルニアの積載物が増えてゆく。
 
 
0909210409092105 次いで信濃大町の山岳博物館へ。
井上靖の「氷壁」の題材になったザイルの実物が展示されてる。展望台からの眺めはなかなかのもの。
 
だけど、早池峰山麓、大迫にある山岳博物館のほうが雰囲気はいい。山の道具がぽんと置かれたかのように展示されていて山小屋みたいなのだ。
 
 
090921060909210709092108 さあ、いよいよ蓮華温泉へ。
最後に白馬のジャスコで買出しだ。「キャベツたっぷりアサリの白ワイン蒸し」を作りたいのでキャベツを忘れずにゲット。先行しているminoguzziさんにも「キャベツは僕が持っていくから・・」と連絡してある。
 
・・・・が、蓮華の数キロ手前に静かな池を見つけ、写真を撮り・・・・・最後にくくりつけたキャベツと缶ビール500mlX6本がなくなっていることに気づいた!!(あ、あ、あががが)
 
もう人里を離れ、買出しに戻るに1時間は要す。あきらめて蓮華温泉に到着するとminoguzziさんは「まあ、しゃあない」と慰めてくれた。右画像はキャンプ場へ向かう途中、振り返ったところ。ロッジと山の中腹に白い肌が露天風呂のあたり。
 
 
090921090909211009092111 ビールもキャベツも失ったが、まずは露天風呂へ。
 
ここは4つの露天風呂がある。一番下の「三国一の湯」は冷たいうえに小さすぎる湯船に入る勇気が出ないっ!!紅葉の登山道を15分ほど登ると「仙気の湯」に到着。しかし先客がいたので次へ~~。
 
 
0909211209092113 僕らは一番高い「薬師の湯」に。ちとヌルいが気持ちいい。
 
そして絶景ナリ!!
来たかいがあったなあ~~。眼下にはさっきの「仙気の湯」。
 
キャンプ場に戻る前に、ロッジで350mlの缶ビールを2本買った。900円だ。1000円札を出す手が震えるのは僕の器が小さいからだろうか・・・・・
 
 
0909211409092115 アサリの白ワイン蒸しは、キャベツ抜きでも旨かった(笑)
 
前日、佐渡を回ってきたminoguzziさんがイカ徳利を買ってきたので「天領盃」を燗にして次々飲む。継ぎ足すごとに味が濃くなってゆく。
酔いが回ったminoguzziさんは「ホイコーロー作ろと思たんやけどキャベツが・・」「野菜炒めの素もあるんやけど」とキャベツ攻撃を繰り返す。佐渡じゃなくてサドやろ!!(笑)
 
負けじとジンギスカン500gを炒め、シメジご飯をこさえて食いまくり、22時前に就寝。ふう~~。

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