今回の岩手行は、山登りの天気待ちもあるかも知れないのでキャンプ2泊で計画を組んだ。14日昼、北上で東北道を離れて江刺、宮守、大迫と走る。
山奥に入る前に2日分の僕のエサを仕入れなきゃ!
まずは昼飯を食べた道の駅で、隣り町宮守の地ビール「バイツェン」に「アルダ」をゲット!たぶん冷えてなくても美味いっしょ!?
続いてエーデルワインの直売所「ワインシャトー大迫」に行って、甘口の「月のセレナーデ」とやや辛の「コンツェルト」を仕入れる。
なんだか酒ばっかりだ(笑)
酒のツマミは近くの熊谷牧場のハンバーグなど。熊の絵が描いてあるけど、もちろんハンバーグは牛肉だし、ウインナーは豚肉である。
それよりも今回のキャンプにおいて「熊」は禁句だ(笑)。なにしろ東北道では「熊出没注意」の案内がたくさん出てたほどなのだ。出たらシャレならん。
その他直売所で地元野菜を仕入れて、いざキャンプ場へ~~~!

大迫から稗貫川沿いを走り、早池峰神社と早池峰信仰登山のための宿坊がある岳の集落を過ぎると笠詰野営場があった。野営場とはまたずいぶん古式な呼び名だよ。
ぱっと見渡せる規模のキャンプ場には先客が2組いたので、そこそこ干渉しないような位置にテント設営。アブがやたらぶつかってくるので、設営は暑いのを我慢してライデイングウェアのままでやった。使用料100円を徴収する係員がいるという話だったがその姿は見えない。
ひと息ついてから、歩いて10分ほどの山荘にシャワーを借りに行った。以前は登山客のために風呂の貸し出しをしてたのだが、利用者減少でそれも止めたとのこと。僕はお願いしてシャワーだけお借りできることになった(勿論有料)。助かった~!2泊3日のキャンプ登山で汗流せないのはヒサンだもん。
ちなみにシャワーの往復でアブにかじられてしまった。
長袖・長ズボンと用心してたのにわずかな露出部分を狙い撃ちされた。歩いていて、突如左手親指に「ブチッ!」という衝撃が走る!!「刺された」というより「かじられた」という一瞬の痛みだった。
ぴりぴりと痛い親指の腹を気にしながら一人宴会にとりかかる。
早池峰グリル(by熊谷牧場&地元野菜)だ。バイツェンも、辛口だというコンツェルトも甘めだったけどなかなか美味かったよ。
酔っ払ってしまう前に鍋その1で明日のおにぎり用の米を炊き、続いて鍋その2でこの夜食べる米を炊いた。連続稼働にガソリンコンロが爆発しかけたが(笑) (←笑えない)、なんとか米は炊けた。炭水化物とらなきゃ山は歩けない。
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翌日、早池峰登山は無事おわった。
が、テントに戻ってきたのが午後2時。日暮れまでアブと闘い続けるにしても、暑いの我慢してテントに潜むにしても、時間が余りすぎだ。
なので周辺散策に出かける。早池峰神社にお参りして無事登山終了の御礼を。
そのあと5kmほど離れた「道の駅はやちね」に行ってみたら冷房の効いた休憩所があって狂喜乱舞する!!缶コーラを買って何十時間ぶりでメールチェックなどしつつ、1時間以上ベンチで粘った(笑)
4時すぎに野営場に戻ると、他の利用客は全て撤収して残るのは僕のテントだけ。「さびしいなあ~」
宴会準備してるとキャンプ場探しで様子を見に来たひとが東北で熊退治に使われてる武器の話しをしていった。「熊に襲われたら、 乗っかってくるのを待って、押し倒されたところで下から突く!」←こうでもしないとなかなか勝てないらしい。
だけど熊の話なんかして立ち去るな~っ!!(笑)

前菜のウインナーはゆうべと同じだけど、プラムトマトにキューリはバルサミコで食べる。わずかにイタリアンを演出してみた。醤油じゃないよ!
メインは早池峰風ペンネ。あらゆる残り物がブチこまれている。赤ワインがグイグイすすむ。2本目の月のセレナーデも空に・・・・。
陽がすっかり落ちた頃、ほかのキャンパーはいないので僕のカメヤマロウソクの明かりだけが闇に浮かんでいた。ヘッドランプは蛾が寄ってくるので必要なときしか点けないのだ。
その時僕の頭上50センチくらいを黄色っぽい(たしか?)の光点が明滅しながら通り過ぎた。
「お~っ!ホタルじゃん」
でも1匹だけ………。目で追ったが30秒ほどで見失った。
ささやかな山のプレゼントだった。昨夜はオートキャンパーが2組いて電源使って明るくしてたからホタルには気づかなかったし、ホタルも出てこなかったんだろう。
8時を過ぎるとだいぶ酔って、今から思えばすでに熊もオバケも怖くなくなってたころと思うが、残った酒をチビチビ舐めていた。
僕は夕立対策で木立ちの中にテントをたてていたんだけど、ぼんやり頭上の木々を眺めていたら(と言っても真っ黒な影なんだけど)、揺れる葉の間から月光が見えた。・・・・が首を回すと別の場所にも月光が見える。
「んん?」
立ってフラフラと木の無い広場に出てみたら、月光なんかじゃなくってそれらは全て月のように明るい星の光だった。
久々にものすごい星空を見た。
虚空をびっしり埋めつくす星々。その全てが何等星なんて区別なく光っていた。あまりにも全てが明るいので、線を追って星座を探すのも不可能なほどだ。
口をあけて星空を眺めていたのはどれくらいの時間かわからない。いつしか酩酊睡眠に落ちていたし。
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