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2016/10/03

イタリア10年ぶり<5>、ベルガモ~帰国

1609140116091402_216091403帰国前日、まるっきり用事の無い1日、高l級ブランドにも興味無いし金も無いし、ミラノの市場でも探して(なにしろ市場好き、笑)ゆっくりぶらぶらするかと相談してたのだが、そう、前に一度チャレンジして行き損ねたとこがあった!!!

その街に向かう前にドゥオーモだけは見ておく。前は出入り自由で(屋上等をのぞいて)、ただしあくまで信仰の場なのでマナーは守ってネ、というくらいの縛りしかなかったのだが、今は有料、しかも厳重にボディチェックまでするようになっていた。やむを得ない世情かな?

市内の移動は初めてトラムに乗ってみた。2両編成で車内では連結部が床ごと回転する。またいで立っていると股裂きの刑になる(笑)

16091404 16091405 16091406向かったのはベルガモ。
以前一度向かったのだが、ミラノには出発駅がいくつかあるのを把握せずに便を逃し、さらに別の路線の適当な駅(国道沿いの)からバスかなんかあるんじゃって行ってみたけどバスなんか無くて空しく帰ってきたことがある。

今回は間違いなくやってきた。途中ブレンボの工場を見つける。オーバーホールキットに入ってるシリコングリスにベルガモってちゃんと書いてあるよ。

平地にあるベルガモの駅から目指す城塞の街が見える。チッタ・アルタ、高い町とそこは呼ばれている。その中心部までバスで行けるのだが、途中で降りてケーブルカーに乗り換えた。これでこの旅、飛行機・電車・ディーゼル車・遊覧船・フェリー・バス・地下鉄・トラム・ケーブルカー・個人のクルマ・タクシー・最後にモトグッチと、やたら乗り物の種類が多い!!!
 

16091407 16091408 16091409街で最初に見つけたのは地面に引かれた不思議な線。日時計?違う。なんとカレンダーなのだ。
アーチに置かれた円盤に穴が開いていて、それが正午に線の中央に来る。そして線上に月日が書かれているのだ。この画像は正午を少し回ったところ。

さて昼飯、まだピッツァを食べてないというパートナーさんのリクエスト・・・・・。変なとこ入って出来合いのを食べるのもなんだし、店の情報が無いからあえて高くてもいいやと腹をくくって、しっかりしたピッツェリア・リストランテを選んでみた。ビシッとした黒服のカメリエーレに案内されて、流れるようなオーダー!!っても頼んだのはピッツァ2つと水とワインだけだからね~。

日本だと取り分けるイメージだけど、本場は一人で1枚のピッツァに向き合う。もっとも途中で味見のために入れ替えっこしたりしちゃうけどね(笑) そしてフォーク&ナイフで食べるので6Pチーズのようではなく図のような過程を経る。中央部だけ食べてへりを残すご婦人もいる。旨かった!
 

16091410 16091411 16091412満腹になって街の中央から南に降りてゆく。見たいものはそっちにあるのだ。

そう、ベルガモはひと山をまるごと城壁で守った街なのだ。これは2001年にカリフォルニアで行ったフェルモに似ているが、あそこより大きいと思う。
 

 

16091413 16091414 16091415画像中央、僕もバカやってるけど、1年に何人かはこうして悪ふざけして死んでるんじゃないかという落差がある。なのにガードレールなど設けないのがいいところなんだね~。看板も電柱も柵もない。だからこの美しさが守られている。でも危険じゃないかって?自由主義って言うけど、なにかあったらやたら全て行政や他人のせいにする国ではこれは果たせない。イタリアはルーズなのか?人々が自立しているのか?どっちでしょう?
 

16091416 16091417 16091418バスに乗るために中心部へ登り返す。途中喉を潤したのは・・・・・湧き水かな~?
当然、敵が襲来しても、城壁の守りだけではなく水が確保できたからこの街が成立しているのであって、高い所にあっても水が豊富なのだと実感する。
 
何年かごしのベルガモ。やはり行って正解だった!!と言ってる僕はローマ・ナポリ・ピサ・ヴェネツィアなど名だたる都市にまだ行ってないのだけど・・・・・
 

16091419 16091420 16091421ミラノに戻り夕食。
イタリア最後の夜は友達家族とミラノのトラットリアで落ち合った。彼らが日本に来てから半年ぶりの再会。
 
このトラットリアは最初にモトグッチクラブのみんなとイタリアに来た際に、ホテルのフロントに聞いて勧められたところだ。ホテルからして下町という立地だったので、この店もきっと本当にミラノっぽいとこなのだ。料理はというとともかく肉・肉・肉!
 
画像中央、一緒に写ってる若者はジョルジョ。店主の息子で彼が7歳だった20年前に会ったのだ。いまでは立派に店を手伝っている。昔の写真や手紙をすべてとっておいて見せてくれた。
 
右のボトルは店主カルミーネさんがこの日の前の晩に、食後店を出て帰ろうとする僕らを「ちょっとおいで」と呼び止めて飲ませてくれた甘草を浸けたリキュールだ。こんなん知らなかった。チョコレートのような甘さ!最後の晩にこれを1本お土産にプレゼントしてくれた。荷物増えるけど、これは大歓迎だ。
 
 

16091422 16091423 16091424ついに帰国日。この旅初めての雨で、疲れも手伝ってとうとうタクシーに乗った。乗り物がまたひとつ増えた(笑)

マルペンサ空港にもあっさり着いて、いまはオンラインチェックインで座席まで把握できる!!昔は電話でリコンファームしないと落ち着くこともできなかった・・・・・といっても僕のガラケーではそんなオンラインナンタカなんて芸当できないので、ここらへんはパートナー任せ(笑)

時間がたっぷり余ったのでロッソポモドーロというとこで軽くヤル。ロッソポモドーロは友人がミラノ中央駅のロッソポモドーロはまずまずだよ~、と教えてくれてたのでイタリア最後の貴重な一杯のつもりで不安なく入ったのだが・・・・・プロセッコ1杯5ユーロだって!?たっけえ~~~~~~~~~!マンデッロなら2ユーロだぜえ!
と、すっかりイタリア物価に染まった僕らだったのである。まあ空港だからしょうがないのかと諦めそうになったが、よく見るとあれれ?ボトルは15ユーロじゃん!?はい~、ボトルでいきましょ~(笑)かくて優雅なひとときを。
 
全体として、安い宿が確保できたし、スーパーで買ったもんで弁当作るし、公共交通機関使用に、高い買い物はしないし、チケットや宿などすべて別々にオーダーしてるのでツアーにくらべたら割高だけど、内容の濃さからいったら全然お金使ってない。最後のゼイタクが2000円するかしないかのよく冷えたプロセッコでゆったり過ごすなんて上等すぎる。
 
最後に、まさに最後のカッフェ(エスプレッソ)をオーダー。こればっかりは日本で味わえない値段と味のバランス。半分飲んで、数日前に知り合いがやってたのを真似してプロセッコのグラスに残ったのをタラリ・・・・・僕だってグラッパ足らすのは知ってたけどね!オッ!?これ・・・・・・旨い・・・・・なにこれ!?最後の最後にまだ後頭部ハンマーをくらったのでした。
 
はあああ、金さえあればすぐまた行きたいな~、とか言っても、日本に戻れば家に帰る前に中華そばみたかに行ってたりする(笑)
 
これで終わりです。たくさんの友人に5年後も来るよな!と念を押されて帰ってきたが、どうなることか・・・

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コメント

お帰りやす いやーうらましー プライベート旅行の極みって感じすね
日本からグッチ持ち込んで2回も参加してるって マッサンだけでしょ
えーと次は100周年か,,ニヤリ

投稿: minoguzzi | 2016/10/05 12:08

minoguzziさん、ありがとうございます。
V65の完成もわからなかったし資金がカツカツでしたので、ギリギリまで決めてはいなかったのですが、最後は行けるときにいっとかないと!と思って・・・。
大震災を見て、来年のことだってわからないと思うようになりました。
 
とはいえ、いろんな人に「5年後も」と言われてきました。ぜひ行きましょう!

投稿: massi | 2016/10/05 22:42

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