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2016/09/28

イタリア10年ぶり<4>、さよならマンデッロ

160913011609130216091303ラファエッレさんに勧められて行ったエジーノラーリオへの道、ほんとうに素晴らしかった。景色自体素晴らしいのだけど、もうひとつイイのはその景色のなかに看板や電柱やガードレールが割り込んで来ないとこなんだよね・・・・・・。

山を登りつめた道は反対側に落ちてゆく。眼下の景色もたまにあらわれる建物も美しい。小さな集落にバールを発見、エスプレッソで一服する。このバールにはダーツやビリヤードもある。山の集落の娯楽を一手に引き受けてるかのようだ。そして道は湖岸のヴァレンナへ。

以下細いヘアピンの繰り返し
動画:65号をヴァレンナへ

 

16091304 16091305 16091306マンデッロに戻ると、最後の夜はBBQだ。庭にBBQ用のオーブンばかりか、ピザ釜まで置いてるのがすごい!!ここの息子さん、僕の友人はピザ職人でもあるのだ。

市場で買い込んだ(買いすぎた)肉を焼き、今回知り合った友人も呼んで楽しく飲んだ。なんか、ほんと今回、満喫しすぎ。帰りの飛行機が落ちるんじゃないかと心配になるほどだ(笑)

 

16091307 16091308 16091309最終日、昼ごろの汽車に乗ろうかな~?などと考えてるうちに、いつのまにか近くのバールに誘い出されて朝からプロセッコなんか飲んでたりする(笑)まあいいか、今日じゅうにミラノのホテルにたどり着ければいいのだから。

でもここで、クラッシックモトグッチの整備を専門にしているメカニックや、マンデッロの市長と話ができたりした。4泊5日のマンデッロ・デル・ラーリオだったが、長逗留だからこそのいい経験ばかりさせてもらったよ。

あとはV65、君が無事に帰ってきてくれればOK。11月の後半かな?
 
 
16091310 16091311 16091312さてようやく帰路につくわけだが、汽車が少ないのでレッコまで送ってもらうことになる。宿主さんは友人のご両親なのだが、ほんとうにいろいろとしていただいて感謝感激だった。
 
レッコからミラノまではわりと本数がある。すぐに乗れた。そして弁当を開く。なにしろスーパーで買い込んだ食材もあるしBBQのために買いすぎた酒もある(笑) なんかバイクにもう乗らないと決まったら1日中酒びたしになってしまうな・・・。
 
 
16091313 16091314 16091315ミラノの中心部からは少し離れたホテルに荷物を置いて、あたりをうろうろブラつく。なにしろパートナーさんはミラノ観光すら1分もしていないのだ。
 
でもマンデッロから戻ると「はあ、都会だなあ」としみじみ思う。残りは明日1日、普通の観光をしようと思う。

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2016/09/25

イタリア10年ぶり<3>、肉を食いに行くプチツーリング

160912011609120216091203モトグッチ95周年イベントが終わった翌朝、まだモトグッチ達がいくらか居残っていたものの、街は日常を取り戻し始めていた。
毎夜ロックコンサートが開かれテントが敷き詰められていた湖岸の公園にはメルカート(市)がたっている。火曜日まで4泊5日のマンデッロ滞在というゼイタクな日程の僕らはメルカートで晩飯の肉を買い、チーズやサラミのあまりの安さに仰天。全てを過度に買い込んだ(笑)

ただし昼ごはんは日本から持っていった予定がある。モトグッチ社の背後にそびえるグリーニャ山の向こう、ヴァルサッシーナ、サッシーナ谷と言えばいいのだろうか?ここにある山小屋食堂(みたいなとこ)を目指す。

以下はレッコの街を抜けてスーパーストラーダSS36を走り、モトグッチのV11シリーズの1車種の名にもなったバッラービオあたり。
動画:V65で走るレッコ~バッラービオ~バッリージオ

 

16091204 16091205 16091206マンデッロから40分、到着したのはALVAというお店だ。
生ハム・サラミ・チーズなど作り、この地方ヴァルテッリーナ特有のパスタなども売っている。飾られた剥製といい肉といい、なにからなにまで山臭い(笑)

 

16091207 16091208 16091209オーダーしたのはパニーノ・ピウマ・インペラトーレ、イベリコ豚のパニーニだ。イベリコ豚を薪オーブンで焼いて出してくれる。

ネーミングのインペラトーレは、この豚をローマ皇帝も好んだというからそこから来たのだろうか?ピウマというのはなにかと思って調べたら羽毛のことだそうな。たしかにこの肉は軽かった。
分厚くて大きい肉だったが、まさに軽いと言っていい。とても旨くて重くない。デカくてもあっさり食べられてしまうのだ!

16091210 16091211 16091212この店の若主人ラファエッレさん、日本人がモトグッチでやってきて、来るなり店の自慢の品を注文したので気に入ってもらったのか、サラミやチーズの熟成庫を見せてくれた。最後にワイン倉へ連れてってくれたのだが、中身はほぼ空っぽ・・・・・・・・先祖が全部飲んじまったさ~!ハハハハ!だって(笑)

とても明るいラファエッレさん、でっかいサラミを土産にくれて「これからどこ行くの?」と聞く。「う~んマンデッロに戻るのだけど・・・・」「じゃあエジーノ・ラーリオに行くべきだ!!!!」と力説するので、さらに北上、行ってみる事にしたのだった。

以下、ALVAを出て62号線を北上、プリマルーナあたりで追いついたクルマがけっこう速い!!思わず使用回転域が高くなる。
動画:62号、プリマルーナあたり

 

16091213 16091214 1609121562号線から65号線へ左折、しばらく行くと小さな村に小さな教会が美しい。
そして細い峠道、この岩山をどうやって乗り越えるのだろうと思っていたら岩稜直下で道は山を回りこむ・・・・・・。

そして眼下に湖水の展望が開ける。

まだ続く

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2016/09/23

イタリア10年ぶり<2>、モトグッチ95周年

16091001 16091002 16091003なんとなく地元民気分にひたりたくて、仮にホテル料金に朝食が含まれていても、朝はいつもバールにでかけて朝ごはんする。
マンデッロの朝、市庁舎近くのバールにいるとモトグッチが続々と到着してくる。さあいよいよだ。

以下走ってるだけなのでモトグッチ好きでもないかぎり全然おもろくないのですが・・・
動画:72号線をマンデッロに入りモトグッチ前を通過

街は早くからお祭り気分。500cc単気筒の3輪荷馬車エルコーレもお客さんを乗せて走り回る。人間をたくさん乗せて軽々走るこのトルク!これぞモトグッチ!

 

16091004 16091005 16091006さっそく工場見学に出かける。有名な風洞実験室にミュージアムに。
いままでミュージアムはいつも写真も撮れない人だかりだったが、今回は入場制限をかけてゆっくり見られるようになった。ただし展示は10年前とまったく変わりがなかった。

ちなみに5年おきのアニバーサリーの年に行われるこのイベントはかつてモトグッチが主催して、モトグッチデイとかGMG(英訳するとワールドモトグッチデイ)とか呼ばれていた。 しかし今回はインテルナッツィオナーレ・モト・ラドゥーノ(国際的オートバイの集会・・・・・・オートバイの集会って日本だと別のものを連想するけど)・チッタ・デッラ・モトグッチ(シティオブモトグッチ)というのが正式名称だ。マンデッロデルラーリオにあるモト・クラブが合同で主催する初めてのラドゥーノになった。

なので僕もこの一連の投稿でラドゥーノという表現をする。わかりにくいと思うけど。

 

16091007 16091008 16091009このラドゥーノの実行委員の一人から「○時にモトと一緒にここに来てくれ」と言われた。
MODA MOTORIというファッション&モト・コンテストにノミネートされたのだ。せっかく遠くから来たんだから・・・・・という情け心だったのだろう。

夕方の広場にレッドカーペットが敷かれ、1台づつ順番にモデルさんとともに歩く。司会がプロフィールかなにか説明してるようだけどよくわからない(笑) 大きな拍手が起きたのでしずしずと退場した。ほえ~~~。

 

16091010 16091011 16091012昼ごはんは山の上にあるリストランテへ向かった。昔モトグッチの重役さんに一度クルマで連れてきてもらったことがあるが、足がないと来られない。
地元の人に聞いたらやはりここはお勧めだというので道に迷いながらも行ってみたのだ。

ここはグリーニャ山を眺める最高のロケーション!!モトグッチとも縁は深くさまざまな古い写真など飾られている。オーダーはブレザーオラという地元の生ハムにクルミのソースのラヴィオリなどなど、そしてパートナーさんにハウスワインを一杯・・・・・。

ほどなくするとカメリエーレが冷えて水滴のついたボトルを持ってきた。あれれ!?しばし躊躇のあと、彼を呼び止めて「言い間違えたかもしれないけど、グラスワインが欲しかったんよ」と言ってみた。そしたら「はい、グラスもボトルも値段は一緒ですから、好きに飲んでください」だって(笑)
神経質な方はこれをボッたくる騙しのテクニックと勘ぐるかもしれないが、他のテーブルもすべて同様だった。しかもそんなタダみたいなワインが旨かったのだ!!!!!!そう、飲まなかったとは言いません。一口だけ味見しましたさ。微発泡でやや甘めで、とっても美味しい一品だったのだ。ううう~~~~~、ゴクゴク飲みたかったなあ。

 

16091013 16091014 16091015今回新しい友人がたくさんできた。初めてラドゥーノに参加したパートナーさんは、いい歳したコワモテのおっさん達が同じようなベストを着て、ワッペンを交換しあい、もらったのもらえなかったのと一喜一憂するのが不思議でたまらなかったそうな(笑)

来るにあたって、集中的にイタリア語を復習(っても初初級だけどね)しなおした。前回までカタコトは言えても相手がばーっとしゃべり始めるとさっぱりわからずウンウンとわかったふりしてたのが、少し進んでわかるようになったのは本当によかった。気を抜かず勉強しなきゃだな・・・・・

最後にモトグッチ友のエピソードをひとつ。
SNSでロシア人の友人ができていて、僕はもともと英語なんて中学生以下だし彼も全然な様子で、たどたどしいやりとりを交わしていたのだ。
数日前にミンスクを出発した彼が僕を見つけてくれてついに邂逅の瞬間!!・・・・だが、すぐにマンデッロを離れなきゃならないという。じつはわずか手前のベルガモ付近のアウトストラーダでオイルが抜けて(なんだそりゃ!?)、いまから引き取りに引き返すというのだ。いらついた様子の彼の仲間にうながされ、僕にワッペンを渡して去っていった。記念写真を撮るひますらなかった(笑)

しかも、オイルが抜けるという深刻なダメージを連想できる事態にもかかわらず彼のネヴァダはまだ走れたらしい。帰路の途中ポーランドで今度はミッションが死んで(彼が書いた表現)、ネヴァダをトラックに乗せて1週間かけて帰ったようなのだ。豪快で壮絶だなあ(笑)

まだ続く

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2016/09/22

INDEX

Massi14 オートバイ整備士で、13km離れた会社まで降雪時以外は通年チャリ通勤し、夜の吉祥寺に出没し、山に登ったり、たまにボランティアやチャリティなどもし、最近投げキス釣りにご無沙汰のmassiです

  
0h01 吉祥寺ハモニカ横丁朝市&夜市にチャリティはま屋を出店中!
次回朝市は10/16(日)7:00~9:30にてお待ちしてます!

次回夜市は参加未定です
http://caro--diario.cocolog-nifty.com/blog/mercato.html
石巻山形屋さんの醤油・味噌など、本吉の蔵内之芽組のこいわかめ、南相馬の障がい者施設の皆さんが作るあれこれ、南三陸千葉のり店さんの海苔、三陸南部の小泉地区を応援するチャリティグッズなど置いてます
 
0h02 宮城県旧本吉郡にある蔵内漁港のわかめ漁師さん方が、これぞという信念をもって育てる沖育ちの塩蔵わかめを無償で紹介してます
http://caro--diario.cocolog-nifty.com/blog/wakame2015.html
 ↑2016年のこいわかめの販売もしてます!近隣の方には1袋から配達もいたします。ご遠慮なくお問い合わせを!      
 
0h03 東電福島第一原発周辺の障がい者施設が共同で立ち上げた南相馬ファクトリーさんと、施設のうちのひとつえんどう豆さんを勝手ながら個人的に応援しています
http://caro--diario.cocolog-nifty.com/blog/girasole.html
つながり∞ふくしま缶バッジを売り歩き、朝市にも各製品を置いてます
 
0h05_2 ラーメン屋なのに年間のビール消費量が半端でない中華そばみたかのあれこれを紹介しています
ただそれだけなんです♪
http://caro--diario.cocolog-nifty.com/blog/mitaka.html
 
 
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2016/09/21

イタリア10年ぶり<1>、マンデッロへ

160909011609090216090904僕は飛行機が好きではありません。ガタガタブルブル震えることははないけれど、怖いです。なにかあったら地面から遠いし、個人の頑張りではリカバリーできない事態になるから(笑)。なので飛行機に乗るのはモトグッチのラドゥーノ(集会)に参加するときだけにしたいと思っているのです。

前置きはともかく、行ってきました、イタリアへ。まずミラノ・マルペンサ空港に降り立ち、ミラノのホテルに荷物をぶん投げて、ミラノ中央駅そばにあるリストランテへ~。
LA BAITA、以前ときどき来ていたこの店の扉をそっとあけ、「予約は持ってないのだけど・・・」と白髪のカメリエーレ(給仕さん)に話しかけると・・・・・思わぬ歓待!
あれ?この人もしかして?・・・・・そう、以前よくしてくれていたカメリエーレ氏だったのだ。う~ん10年経つとわからないな~。もっと道化っぽい印象だったけど、いまは風格ある紳士。名はマリオさん、名前聞いたのも初めてだ。初日からとても嬉しい再訪になった。

翌日はすぐに北上、電車でレッコへ。コモ湖は人の字のカタチをしていているのだけど、右足部分はレッコ湖と呼ばれる。だからモトグッチはコモ湖畔に・・・というのは実は小さな間違い。
少し寝坊をしたので乗り継ぎ悪く、レッコで1時間以上の待ちになったから湖畔に降りてみた。駅に荷物預かり所もなくバッグをガラガラ引いて歩いてると、あ!?船着場だ。

 

16090905 16090906 16090907そういえば湖岸をたどる遊覧船がマンデッロにも行くはず!!!
短い行列ができてるビリエッティリア・切符売り場に行ってみるとちょうど便がある。よっしゃ乗ってみよう~♪

生意気にもバイクで何度か走ったことがある湖岸の風景を、今回は船から眺める。たまらんな~。風が冷たいのに薄着のおばあちゃん(非イタリア人の観光客)も舳先のベンチに座りたがる。わかるよ、この眺めだもの。
30分ほどの船旅のあと、マンデッロの船着場に到着~。湖岸ではすでにお祭りが始まっていた。

 
 
16090908 16090909 16090910実は数年前からマンデッロ在住の友人ができていて、彼の奥様は日本人で、ちょうどこの頃彼らは僕らと入れ違いに日本に来ていたので、彼らの家に泊まらせてもらったのだ。なんたる贅沢だ。
 
先着していたV65を箱から出して、まずは点火系のチェック(前回カリフォルニアのポイントが錆びて火花が飛ばなかったので)。状態良好、そしてガソリンを入れて無事始動!!!なにしろこのモトを組み上げてイタリアに発送するまでタイトだったので、店のまわりを15分くらいしか走れなかったのだが、まあ丁寧にやったので間違いはないはずとは思いつつ、やはりちょびっと心配だったのだ。時に15時、明日から街はモトグッチでごったがえして道路も混むだろうから、今日のうちにちょっと走りに行こう!
 
少し北のヴァレンナからフェリーに乗って対岸の高級リゾート地ベッラージオ(スターウォーズのロケ地にもなった、イタリア人も知らなかったコア情報)に渡って、そこから峠道をギザッロ峠へ。
今回同行したパートナーは初めてのイタリア旅行だというに、ミラノに着いたとたん翌朝にはミラノのドゥオーモ(街の最大の象徴的教会)すら見ることなく、いきなり山奥に連れてこられてモトに乗せられ寒い山の上に・・・・・いと哀れ。
 
 
16090911 16090912 16090914ギザッロ峠にある聖母礼拝堂は自転車乗りの聖地でもある。フェリーでいっしょだったサイクリスト達がほどなく登ってきたのには脱帽した。
 
素晴らしい眺めを堪能したあと再びフェリー乗り場に戻る・・・・・・が、途中ヘアピンを曲がりきれなかったバスが座礁していた(笑)
15年前にカリフォルニアでギザッロに来たときもバスとトラックが狭い道ですれ違えなくて15分くらい待たされたぞ! いつもこんななのか!?
 
キレイな湖畔の夕景を見ながらマンデッロに戻る。夕食のあとにリド(湖岸)に行ってみると、公園では前夜祭が開かれロックコンサートなど始まって盛り上がっていた。ここのイベントのいいのは、早くも狂い始めたグッチスティ(モトグッチ乗り)達と、地元住民がいっしょに楽しんでいることだ。期間中は朝から晩までさぞうるさいだろうに。でもそもそも90年以上前からモトの街だったんだからね、そりゃあ免疫もあるのだろう。
  
以下はマンデッロ到着当日走ったルートの一部。ほんのちょっぴりイタリアツーリングの匂いをかいでみてください~
動画:フェリーを降りてからヴァレンナ中心部へ。
 
続く

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