雲取山から、痕跡
雲取山の夜が明けて7:30の山頂は真っ白だ。しかも人気の山なのに予報が悪かったせいか誰もいない。とても静か~~~ ただただ西風に乗ってガスが流れていくのだ。
下山ルートは初めて通る野陣尾根(富田新道)に入る。
このルート、かすかなトレースはすぐに消えた・・・引き返したのかな?降雪から誰も入ってないらしく動物の踏み跡しかついてない。あ~らら(笑)
でもシカも歩きやすいところを選ぶようで、おおむねシカのトレースを追うことになる。そして大量のフンに遭遇したり(笑)3頭連れのシカにも遭遇したけど遠くてちゃんと撮れなかった(泣)
シカが樹皮をかじった跡も発見。奥多摩では伐採後に植林した若樹を守るために金網を張り巡らしたのをよく見る。悪いのはシカではなく、野から山にシカを追いやった人間なんだよな。
次に見つけたのはツキノワグマの足跡!指がはっきり、ニンゲンの足跡に似てるよね。行ったりきたりしたのか?複数頭いたのか?わからないが踏み跡が重なってる。いつの日か姿を拝ませてちょうだいね♪
初めてのルートなのでコンパスと高度計必携、尾根がかすかに首を振るのを見逃さないように降った。登りは高みを目指せばいいので迷わないが降りは間違えると扇状にどこにでも行っちゃうからね~!
ある程度確信できる地点まできて、時間も読めたので大きく休む。パスタ茹でてコーヒー淹れて、いつの間にか雲が流れて遠景が・・・・・たまりません!
<注意>唐松谷林道と合流後つり橋を渡ってしばらく、落ち葉で道が埋まる箇所あり。それはまだましで、先に一部道が流れて(雪は融けて乾いた土露出)滑落しやすそうな箇所あります。今回はアイゼンを付けっぱなしだったのでやや高巻きして手が届く枝があったので通過できたけど、自信ない方はやめといたほうが無難です。
最後は2時間の林道歩き・・・・・・土曜なのに結局ここまで誰ともすれ違わずだった。
PS、〆は奥多摩駅前みやぎにて、美味しいモツ煮etcで生から熱燗まで。まいう~でした。
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