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2010/01/29

(私的)ドキュメント江ぐち

昨年から悲しい事件が続いてしまい、いわばその連鎖で三鷹江ぐちが閉店することになってしまった。営業は31日までで、うかつなことに急に決まった閉店を知ったのは26日だった。なんてことだ!!残り5日間通わねば!!

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27日19時前に着。いつものように裏手の階段をおりて、ららっと店に入ると「ごめんなさ~い、表の列に並んで・・」と言われる。れ、列ぅ~!?

階段を登っても(え?)ビルを出ても(え?)列が続いていた・・・・。なんか大変なことになっちまってる。並ぶうちに「すみません麺はあるけどタケノコ(メンマのこと)が切れちゃってそれでもよければ」と行列組に声がかかるが、しょうがない、みんな微笑みながら黙ってうなずく。その後しばらくして売切れの張り紙が出て、まだ外にいる最後尾に「ここまで宣言」したようだ。

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19:50入店。いつも席に着くか着かないかのタイミングでおやっさんが「はいなににいたしましょうか?」音的には「あいなにたしましょか~?」と聞いてくるのに今日は声がなく店の雰囲気が重い。

実は僕は1時間並んでいるあいだ(こんなに混んでたら飲むわけにはいかんだろうか?)と悩んでいたのできょときょとしてると横のお兄さんが「ビールで?」と聞いてくれた。
ラッキ!!「ビールとお皿お願いします!」。お皿というのはつまみのチャーシュー小皿のことだ。

ちなみにスタッフは
真ん中に構えるおやっさんが店長というべき存在72歳。それを補助するお兄さんは50台後半か?と昼に麺茹でをしてた巨体&いつも笑顔の30前くらいのおにいちゃん。

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それと本当はいつもおやっさんの右後ろにいた明るいおばちゃん。おばちゃんが欠けたことも大きかったことだろう。

今日のおやっさんは元気がない。いつもなら閉店時間だし、この騒ぎはいつから続いてるのだろう?近年はからだを労わって営業時間を減らしたりしてたのに、日曜まで頑張ってもらいたいな。

いつもより早めにオーダーのワンタンメン大盛り+半熟卵。うまい。1600円。

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昨日のこともあるので急いで急いで18:40に到着・・・・・・が間に合わなかった!店の前に数人の列があって最後尾の人が売切れの紙を持っていた。差し入れのアリナミンを置いて家に帰る。

江ぐちがだめだからヨソでラーメン食べる、という発想が起きない。

たぶん、困ったことに、江ぐちに通うひとにとって江ぐちのかわりはないんだよな。ビール、お皿、化調がドバーッと入ったスープ、独特の動きで麺をあげるおやっさん、客もわりと自分だけの空間を作って静か、実はしらずにみんなで演じてる江ぐち劇場なのだ。

昨日も行列を見ながらまさか江ぐちの行列だとはさらさら思わずに階段を降りていっては戻ってくる常連のおとうさん達がいた。僕なんか少ないほうだが、毎日来てた人たちにとっては今の事態は残酷だ。

29日 noodle noodle noodle noodle noodle

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金曜が休みでよかった!!
11時に開店のところ、乾坤一擲10:15に到着すると・・・・なんと12番め。そしてみるみる列が延びて最後尾が見えなくなっていく。読売の記者さんが並んでるひとに取材してる。

11時、一気に15人ばかし座る。僕以外にもビール&お皿の人が4人ほどいた。おやっさんは元気そう。ワンタンメンのワンタンを入れ忘れてもう食べ始めてるドンブリに「あい、ごめんなすって」とワンタンを放り込む・・・・いつもの江ぐち。

僕は目の前にいる巨体のおにいちゃんに「あんまり忙しいから少し痩せたんじゃないの?」と冗談飛ばす。「2kgくらい減ったけど飲んだら戻りました」とおにいちゃんが答えて笑いを誘う。もちろん見た目に痩せた気配はない。

客の回転が始まるなか、ビール(小瓶)とタケノコ小皿を追加した。ゴメン!!待ってる人がいるのはわかってるんだけど、もう土日は仕事で間に合わないだろうからそう簡単に席立つわけにはいかないんだ。

そして「最後の一杯」は、小学生の僕を江ぐちに連れてきてくれた親父が必ず頼んでたもやしそばにした。もやしそば大盛りに半熟卵。うまいっ!! 2100円。

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「永いあいだ有難うございました」
「あきらめずに再開を待ってます」
こんな2つのキモチをもっているのだけど、これをわざわざ言うのはちょっとな・・・・。まあいいや、行き当たりばったりでと思っていた。

「ごちそうさま!」と声をかけるとおにいちゃんが「はい2050円です!」僕「違うね!2100円、大盛りとたまごと・・」おにいちゃん「あ、そっか、笑」僕「じゃ、ごちそうさま!!」

結局ふだんどおりだ。

ずいぶん長居したつもりだが外に出たのは11:30だった。外には長い列が駅のほうに伸びていた。画像のビルの地下に江ぐちはあるのだが、僕のあいまいな記憶なんだがビルができる前は地上の矢印のあたりにあったと思う。12歳くらいから10年くらいのブランクがあって、いつのまにかビルが建っちゃったもんだから。

 

 

さあ残り2日、もう土日は来てもムリだろうから来ない。

当分の我慢か?2度と食べられないのか?

「いったん閉めて仕切り直します」という話と

「ご愛顧ありがとうございました」という張り紙の言葉

わずかな期待と寂しさがある。

いずれにせよなにもかも同じとはいかないだろうし。

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コメント

massiさん毎度!

自分にも思い出のラーメン屋さんがありましたよ。

未だ自分が10代だった頃、仕事帰りに毎日のように通ってて、
何時行っても満席状態だったんやけど
店に入るなり「注文聞こうか?」と、とても愛想の良いマスターでした。

いつだったか近くの河川敷でオフロードバイクで遊んでとき、
そこのマスターとバッタリ出合って、

暫くして「面白そうやったから俺もオフ車買ったよ!」と
笑ってたんやけど、未だ若いうちに病気で仏さんになっちゃた。。。

その後、嫁さんがいろんなとこで修行して
場所を変えて店を再開したんやけど、
結局自分はその店に行く事はなかったよ。

それもあってわざわざラーメンを食べに行こうとは思わなくなったよ。
やっぱ、どうせ行くならそこでお金を落としたいと思うからかな?

投稿: 富山の兄弟 | 2010/01/30 16:19

富山の兄弟さん、お晩です。

そうですか、そんな思い出のラーメン屋さんは誰にもあるんですね。しかし若くして亡くなるのは哀しいです・・・・。

たしかにただ食事するだけなら値段と味あたりを見てりゃいいわけで、そこから先、大事にしたい店と思うようになるには人なりなんなりプラスαの要素が必ずありますね。

僕も同じくラーメン離れが起きそうです・・・・・。

投稿: massi | 2010/01/30 22:22

うわ~! 食べてみたかったな~ このラーメン
私の過去最高にうまかったラーメン屋は
北海道 夕張の のんき屋です。西山麺の塩ラーメンは
シンプルで最高でした。しかし 夕張市が破たんする前でしたから
今でもあるかどうか?

投稿: minoguzzi | 2010/02/01 12:28

minoguzziさん、お晩です。

やっぱりお気に入りのラーメン屋さんがあるんですね♪
のんき屋!さっそく調べました。minoguzziさんが行かれたときは笠松旅館みたいなボロ屋だったかと思いますが建て替えたみたいです。おばあちゃんも亡くなったようで・・・

おばあちゃん関連で言うと山形尾花沢の「きよそば」もずっと気になってます。こちらも新装したようですが・・・。

投稿: massi | 2010/02/03 00:24

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