省スペース化
そばにカリフォルニアがいるキャンプではガソリン・ストーブのスベア123Rを使っている。火力はそこそこあるし、なにしろカリフォルニアのタンクにはスベアをなんぼ燃やしても燃やし切れないほどのガソリンが入ってる。赤ガス(自動車用のガソリン)でもトラブッたこともない。
ガス・カートリッジ全盛なので、なにも手間のかかるガソリン・ストーブなんてと言われそうだが、道具を操る楽しみやバーーーッとうるさい燃焼音や真鍮の鈍い輝きがよいのかなあ。
山歩きのときはもっぱらトランギアのアルコール・ストーブ、TR-B25が活躍する。本体が小さい上に、ガソリンよりは扱いやすい燃料用アルコールを使ってるからだ。アルコールは世界中の薬局で手に入るのでイタリアで野点をするときなど便利だ(するのか??笑)
こちらも真鍮の質感がいい。どシンプルな構造もいいし、アッコちゃんが「テクマクマヤコン」と開くコンパクトみたいな小ささもよか。
ちなみに容器にはナルゲンの250mlと125mlを使用。
こないだの八ヶ岳では合わせて375mlと本体に60mlほど入れていって、2合の米炊き・120gの早茹でパスタ・ソーセージ5本を網焼き・エスプレッソ抽出・冷や飯1合でおじや作りをこなして120ml残った。あとエスプレッソ1回と食事1回はこなせる。
そして、最近考えてるのがヴァーム・ゼリーの空き容器に燃料を入れるという手。
元々、酒は入れていた。1晩にウィスキー180mlあればなんとかなる。(山小屋でビールが買えるし・・・・買えなきゃワインをプラテイパスに入れて持参・・・汗)
日本酒を入れたらレモン風味?になってしまったのだがウィスキーなら少々の香りには負けない。
先の計算からすればヴァーム2袋(360ml)で1泊テント山行がまかなえる。なんといっても使い終わったら小さくなるのが嬉しい。
このアイデア、トランギアを使ってるカメラマンの河合さんにお話した。河合さんは今月号からアウトライダーで寺崎勉さんと野宿ツーリングの旅をされるので、ひょっとしたらいつの日か誌面にアルコールが入ったゼリー容器が載るかもしれない。
ちなみに僕は、酒はピンク、燃料は銀、と決めた。間違えてグビッと飲まないように・・・・・。
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