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2007/12/01

本仁田山その1「反省」

昨日は奥多摩駅の2kmほど北にある本仁田山に登ってきた。「ほにたやま」と読む。小雨歩きになりそうなのと、早めに鳩の巣駅に出たいため、行程は短い設定だ。奥多摩駅を9時過ぎ出発。

07113001 安寺沢の登山口に「小さな小さな諸仏工房、左に50m」なんて看板が出ている。
なんとなく捨てておけずに覗きに行ってみたら、見晴らしのいい斜面に家が1軒。ちょうど車道に登ってこようとしていたおばあちゃんが工房に招き入れてくださった。

0711300207113003 ご主人はご不在とのこと。
工房は、諸仏ばかりかマリア様からフクロウまでさまざま。ぐるりと見回すと「山のお守り」を売っていた。なんだかニッコリ微笑んで、円空仏をちらっと思い出した。
よく目立つ黄色はウルシの木だそうで、その中でもスラリと背の高いひとつを選んでいただいてきた。

0711300707113008 寄り道ふくめて2時間40分。1224mの本仁田山山頂に着いた。
乳白色の世界。
山頂手前から低く垂れ込めた雲の中に入り、落ち葉もカラダもしっとり濡れている。山頂は木に囲まれている上に視界も無くて暗いので、ここでは休憩せずにすぐに移動を再開した。

07113009 移動15分のすえ12時10分、コブタカ山に到着。
南西に展望のあるはずだが一面ミルクを流したようだ。それでも本仁田山よりは明るいのでここで休憩。
エスプレッソ沸かして、それと今回は三鷹台の「リトルバイリトル」でフルーツ入り黒パンを買ってきたのだ。これはなかなかヨカッタ!なによりおいしいし、固く焼かれていて扱いが楽、ズッシリしてて腹持ちもやたらイイし。
30分ほどの休憩ですっかり手がかじかんでしまった。吐く息が白い。
じい~~っとしていると、意外なほど近くに鳥が集まっていた。見えない梢から声だけが聞こえる。

07113010 下山ルートは防火帯を歩く。開けていて眺めがよさそうな地形なんだけど、ご覧の通りの雰囲気だ。だけど妙に静かでなんともいい。霧状態からポツポツ頭に小さな雨粒が当たるようになった。

さて、尾根を下っていくと落ち葉が敷き詰められた広場に出た。少し視界も戻ってきてのびやかで気持ちいい。が、真っ直ぐ進むと先が切れ落ちている。落ち葉で踏みあとが見つからない。でも少し急な斜面だから、探りながら降りればジグザグであろうルートにどこかで接触できるだろうと降り始めた。

左右を広く探りながら20mほど降りて「・・・・??」どうもおかしい、そこではじめて25000分の1地形図にコンパスをあてた。

07113011 方角は合っている。だけど南西に谷があること以外は今ひとつ地形が合致しない。
仮にルートをロストしても北西に並行するルートがあるはずなので、そちらを探りに暗い植林帯に入って行ったら先の闇から黒い影が飛び出した!

杉の合い間に見えたのは黒く立派な牡鹿だった。気配を消してこちらを伺ってたのかも知れない。ものすごいスピードで駆け下っていった。
バイクで山中を走っていてイノシシやシカに出会うことはあるが、むき身・生身で向き合うとちいとばかし緊張する。しかもこの状況ではなおさら。

07113012 シカのおかげで考えを変えた。うろうろするより登り返そう。・・・・・で元の広場の端まで戻ってよく探したら踏みあとを発見!よ、よ、よ、よかった。それでも地形図と実際の地形が合致しないのはナゼだ??
じきに答えが出た。東から合流してくるはずの別ルートが、なぜか西からきたのだ。

地図上で、僕はA地点にいるつもりで、実はB地点に落ちていたのだ。で、感覚に任せてC地点まで降りてしまった。牡鹿を見たのはC地点の北。B地点に戻って踏みあとを見つけ、D地点で本来通るはずだったブルーのルートに合流したというわけ。
 

07113013 低い山だからと舐めてはイケナイ!反省!
判断ミスを積み重ねなくてよかった・・・。

鳩ノ巣駅にたどり着いたのは14時過ぎ、だいぶロスッた。
<続く>

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