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2007/10/28

それでも生きる子供たちへ

今週の金曜にしかチャンスがない映画が2本。
おまけに今月末が期限の末廣亭の会員優待券の存在。
かくしてこれらをクリアすべくハシゴの旅に出た旅人MASSIであった。

10:00。最初は下高井戸シネマのモーニングショー。「それでも生きる子供たちへ」
これは7つの国の監督たちがそれぞれ、厳しい現実の中に身をおいている子供達を描いたオムニバス。監督は一般的に有名なとこではリドリ・スコット、スパイク・リー、ジョン・ウーが参加していた。

07102600 <セルビア・モンテネグロの家族ぐるみの窃盗に手を染める少年><ブラジルの貧民街でクズ拾いで生計をたてる幼い兄弟><イタリア・ナポリで荒っぽい盗みを繰り返す少年>、これらはまだ厳しい中でもたくましく、子供らしい無邪気さも見えてホッとできる。

だが<ルワンダでマシンガンを手に命令のまま非情に戦う少年兵><父の患ったHIVに連鎖で胎内感染したブルックリンの少女>、彼らが向き合う現実は厳しすぎて見ていて辛かった。
子らに原因はない、親・環境は選べない。では親が悪いか?その両親の元にその子を産ましめたのは誰の決定による?命を与えられてきたってのは奇跡のようなことなのに、その先にある生がこれほど厳しい。
 

07102601 こうして映画からメッセージを受けているのだが、またある種のイベント・活動に参加するさいも、こう考えずにはいられない。
いましていることは小さき蟷螂の斧、どれだけの効があるのか。いまは感じ、問題意識を持ってはいるが、すぐに自分の生活に戻る。そうなれば地球の裏のことを忘れて遊び、酒も飲む。

それを言っちゃあおしまいなんだけど・・・
でも、<精神的ショックを受けた戦場カメラマン>の話のなかでそういう思いに向けたメッセージがあった。それでもまずはその現実を見て・聞いて・知っていくことからしか始まらない・・・・・のかな?

最後は<中国の裕福な家の少女とみなしごの少女>の話だった。冗談じゃない!なんでこれを最後にしたんだ。作中じわじわと、ずるずると、涙・鼻水が滲み出てきて、エンデイングロールの間(早く乾いてくれ~~)と気が気ではなかった(笑)
 

07102603 13:30。途中笹塚の立ち食いソバ屋で食事したのち新宿末廣亭に到着したら、椅子も桟敷も1階は満席。
わりと好きな、エッチでいなせな古今亭円菊師匠も出たのだけど、ご高齢ゆえ声にパワーがないので2階桟敷だとチト遠いなあ。

 

07102604 17:00。末廣亭から神田小川町に移動。コーヒー豆を仕入れたのち「笹巻けぬきすし」へ。

「笹巻」は戦国時代の行動食がルーツらしい。魚と酢飯はあとのことじゃないかな?「けぬき」は鯛の小骨を毛抜きで抜いたからだそうで。そしてこの店の創業は元禄15年だから305年経っている。

0710260507102606 持ち帰りが多い店だが、ここで食べると鯛の潮汁がつく。純然たる保存食の用途ではないので思うほど酢はきつくない。玉子が懐かしい風味。ぷっくり食いごたえあるさいまき海老の寿司なんて久し振り(貧な食生活がバレるなあ)

0710260707102608 食べ始めたところで「よろしかったらカンパチのアラですが・・・」とサービスのひと皿を出してくださった。「おおっ!美味しそうですね!」こういうのを出されると猫モード突入だ。「アンタどんだけキレイに食べるんだい?」というお店からの挑戦状と認識する(笑)
潮汁に入ってた小鯛の頭も口に放り込んで骨だけにする。ああ~、指も口もベトベトだ。

 

07102609 18:00。指を舐め舐め六本木へ。
東京国際映画祭が開催されている六本木ヒルズのTOHOシネマズに到着。着いて最初にしたことはトイレで手を洗うこと。エコロジーのためか水がチョロしか出なくて苦労した。

ワールドシネマ部門にイタリアから参加の「マイブラザー」を見た。
終映後ティーチインがあると言うのだが、看板を設置したりなんだりと妙に舞台つくりを始めてまどろっこしいので出てきてしまった。
GWのイタリア映画祭だったらエンドロール後の拍手が鳴ってるうちに監督が登壇してるぞ!

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