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2007/08/05

お手伝いをさせていただいてきました

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8月3日の昼、僕は新潟の柏崎に居た。台風接近を目前にとってもキレイな日本海だ。

いつものウカレ旅ではなく、今回はちょっぴり真面目に目的を持ってのこと。
新聞に毎日載っていた「中越沖震災情報」に「傾聴ボランテイア」という言葉を見つけ、いろいろ調べるうちに個人レベルでもボランテイア参加の術があり、また現地に電話したら充分ニーズがあるとのこと。そこへ折りよく月に1度の連休が巡ってきた。

関越道を北上すると、たくさんの自衛隊車輌や大型バスなどに「災害派遣」という文字が見える。北陸道西山ICをおりたらあたりを走るのは自衛隊や援助物資運搬の大型車輌や各種工事関係のクルマばかり。震災から2週間のあいだに、真っ先に道路の補修を手がけたようで走行可能になっているけど、うねり・でこぼこはそのままで、脇道・歩道は手がまわらない。

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入ったのは柏崎市西山地区のボランテイアセンター。被災地・被災者の撮影は禁止とのことなので、センターのテントの画像を。
たしかに壊れた家や、あちこちをブルーシートで覆われた里の様子は震災の被害を伝えるにはインパクトあるけど、それらは被災者の方々のかけがえの無い財産であったり大切な思い出だったものであったりするのだから。

初日は、台風に備えて屋根のブルーシートを土嚢で押さえるお手伝いをさせていただいた。
西山に来ているボランテイアは僕同様に個人での参加者ばかりだった。それらバラバラのメンバーをニーズに合わせてグループ化して、現地案内者の運転するクルマで現場入りする。移動中に外を見ていると、あまりに多くの家屋が倒れたり傾いてしまってるのがショック。それが無ければ、里山と田んぼが入り混じるステキな景色なのに。

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3日の宿は出雲崎。出雲崎は釣友meimei氏のルーツの地であり、それで何度もお世話になった思い出の地でもある。復興作業関連で部屋が無いなか、meimei氏がピックアップしてくれたなかから民宿佐平次の予約がとれた。

宿からの眺めは、本当なら日本海に沈む夕陽が見えるはずなんだけど、接近中の台風5号のせいで5時ころ急に雲に閉ざされてしまった。

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夕食は、質朴ながらも海の幸で占められていた。
が、この僕を甘く見たようで、ご飯は3杯ぶんしかなかった・・・・・ので、刺身についていたワサビを乗せてた桜のかたちの人参に至るまでキレイに片付けた。この美しきフィニッシュを見よ!(笑)

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明けて4日は心配だった雨も早朝にほぼ止み、崩れた土蔵や住宅外壁の片付けなどをお手伝い。
震災から半月経っているのだけど、被災者の皆さん壊れた家にとりあえずブルーシートをかけるのが精一杯だったのか、片付けやこの先のことにやっと手をつけ始めてるという様子。
無理もない。立ち入り禁止の家も多いし、家人の一人二人じゃどうにもならない作業量だもの。

今日お話したおかあさん方。
家が傾いたけど柱を直して何百万やら?ちゃんと治らないならいっそ建て替えて壱千何百万やら?それによって片付けかただって違うし、見積もりしてもらうにも信用できる建築屋さん知らないし、こんなお金の話してるけどそんなお金持っちゃいないし。笑うしかないよね。あははははは!!

おかあさん達、あはははって笑ってるけど深刻。ただ笑って下さると傍観者たる僕らには救いだった。お手伝いできる範囲のお手伝いを一生懸命するばかりだ。
(↑このお話、帰ってから市役所のほうに改めてメールしようと思っていた矢先、建築士による相談窓口設置のインフォが入ったのでまずは一安心)

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避難所では練馬駐屯地の陸自が「練馬の湯」を設営していた。昨日はコニシキ他おすもうさん達がちゃんこ作りに来てたなあ。女性自衛官とおばあちゃんが練馬の湯の前で談笑してたのが印象的だった。
誰しもホッとできる瞬間って必要だよね。
しかしこんなときは自衛隊の野営設備は実に頼もしい!

4日、1日一緒に行動した川崎の親子連れは、お父さんに中2と小6の男の子。子供2人がどの程度の意識を持って被災地に来てたかはわからない。だけど男ばかりの僕らのチームの中で、ときたま降る小雨の中、重い土のうを運んだりガンバッテたよ!

連れていらしたお父さんが本当に偉いと思った。これほどの教育ってないと思う。今はわからなくっても、縁もない、困っている誰かの家のお手伝いをしたって記憶をいつか思い出せればいいと思う。
別れ際に兄弟と握手した。なんでヒゲのおっさんが握手したか、いつかわかってくれるかなあ?

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2日間、たいしたこともできなかったけど、役場で帰りの高速道路はタダになる証明書をいただいた。

皆さんにお別れの挨拶をして西山ボランテイアセンターを出発。すぐには高速に乗らずに出雲崎に戻る。「浜焼き」を買って帰るためだ。今回はウカレ旅じゃないけど、これくらいはイイでしょう?
「浜焼き」は店の土間でじっくり炭焼きにした魚の串焼き。出雲崎の絶品土産。昨日街並みを一巡りしたとき、旨そうなカレイが焼かれてるのを確認済みだ。カレイとイカを買いたいな!

・・・・・・が、数軒ある浜焼き屋のどこに行っても魚が無い。と言うか営業してた気配すらない。何で??

気が付いた。
台風で漁が無かったんだよ!きっと。うむむむむ!

出雲崎の人は真面目だなあ。その朝の魚しか使わんのか?だから旨いんだよね?。漁があろうがなかろうが、ガスで焼いた浜焼きを1年中大量に売ってる○○とは違う??

16:30に西山ICから乗って丁度3時間、地元スーパーで半額になった寿司弁当を買って帰宅。最後が寂しかったなあ。

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コメント

偉い!

投稿: meimei | 2007/08/06 09:20

meimeiさん、
偉ないっ!
暑いっ!

投稿: massi | 2007/08/06 10:00

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