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2007/04/22

危うしプチ遭難!?(御前山)

週1ペースで吉祥寺はハモニカ横丁にある8000m級の「山」には登頂してるのだけど・・・・・・・・・・・・・・・う~~~、山に登りたくなってきた。

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というわけで奥多摩駅から15分ほどのバス停に降り立ったのは20日の11時。5時間ほどの行程なので遅めの出発だ。目指す御前山(1405m)がずっと奥に見えている。

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北面の栃寄沢から入って、山頂から西3kmに位置する奥多摩湖にむけて尾根を降りようという魂胆だ。ダム湖畔のレストハウスで〆に山菜ソバを食べようなどという澱粉煩悩も渦巻いているし(笑)。

谷あいのワサビ田など見ながら登っていく。

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渓流の瀬音に混じってクマ除け鈴がチリチリ鳴る。
古い切り株に生えた苔や、シダの若芽に遊ぶ昆虫などにレンズを向けてみる。

このあたりまではイイ流れだった。

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栃寄沢に広がる「奥多摩体験の森」の最上部まで来ると、いつ降ったものか残雪がある。すでに昼をまわっていたので弁当の5分の3を食べて、ここからは登山道を登り始めた。

「イイ写真のネタがあったゼ!」
と、残雪を喜ぶ無邪気な13時の僕。

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がしかし、沢から尾根筋へ高度をあげていく急斜面の途中で、土と雪の比率が逆転した。当たり前だよね、高度が増すんだから。おまけにこれは残雪と言っても降ったばかりの雰囲気だ。

雪泥にブーツのつまさきを叩き込むように一歩一歩登りながら、
「ここは北側だから南面に出れば・・・」とか
「陽当りの良い尾根に出れば・・・」とか都合の良い想像をめぐらす。

そうこうするうち、御前山山頂で昼食を終えて下山にかかったらしいいくつかのパーテイとすれ違う。
男女とも、中高年の「高」に近い先輩方だ。手にはストック・・・・最近は夏でもストックを持つようなのでそれはいいのだけど、足にはアイゼンを付けていた。くそ~、アイゼンは持ってきてないぞう!!

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一人の先輩に先の様子を聞いてみる。
すると山頂は10~15cmの積雪。僕が下山に使うつもりだった尾根は融雪でぬかるんでズルズルらしい。およよ。

まあでも引き返しもならず。旧奥多摩有料道路か鋸山の林道に出れば降りられると想定しつつ、ナタで金剛杖など作ってみる。

踏み固められた雪は滑る。だから深い雪に踏み込めるようにスパッツ装着。準備完了さあ行ってみよう!

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んで、雪を蹴飛ばしながら14時前に頂上に到着!
はああ、やれやれ。でも下りが残ってるからね。

ホントは頂上で飲むエスプレッソを楽しみにしていたんだけど、先行きがわからないので水・燃料ともに温存し、弁当5分の1を食べて下山にかかる。

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最初は西へ曲がって奥多摩湖へ降りる予定だったのを、東へ曲がって尾根伝いに鋸山をめざす。
アップダウン繰り返す痩せ尾根歩きはややスリリングなとこもあったけど、高度を下げて雪が減ってくると、濡れててもグリップはよくて変化があって楽しかったなあ。

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安全地帯と思われるクロノ尾山に到着してガッツポーズなどしてみる15時の僕。結果オーライだっただけなのだが・・・。

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そして林道の手前まできたので弁当の残り5分の1を食べ、エスプレッソを淹れる。

う~ん、この香りっ!!!
やめられまへんなあ~~。

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その後、林道を1時間半ほど歩いて里に近づいてきた。

林道始点の看板が出ていたので、そこにお世話になった金剛杖を置く。
「ありがとね!」
登っていく誰かが見つけて、また使ってくれるかなあ?

標高差1015m、歩行時間5時間40分+休憩時間1時間のあどべんちゃあ。

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