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2006/12/31

2006ラスト映画

2006ラスト映画

日比谷通りがガラガラだ。いつもの正月風景。人通りもさっぱりだけど、それでも出入りの無い各ビル玄関には警備員さんがポツリと立っている。
ご苦労様です。もういいんじゃないの?

さて今日はシャンテシネに映画を見に来た。例によって冗長なる邦題は「人生は、奇跡の詩」という。
原題はLA TIGRE E LA NEVE、「虎と雪」だ。

ロベルト・ベニーニ演ずるアッティリオが、愛する女性が戦火燃えるバクダットで瀕死だと知り、救いに行く。

銃口を突き付けられ、地雷を踏みそうになり、戦車砲弾を浴び………。周りの極限状態も意に介せず愛するヒトの為だけに走り回る。
そんな設定とニコレッタ・ブラスキとのコンビは「ライフイズビューティフル」に通じる。

滅私奉公なんて古い言葉があるけれど、これは滅私の愛だ。もちろんベニーニだからお茶目に観せてるのだけど、男である僕にとっては凄みを効かせたメッセージも感じる。
「オマエはここまでできるか?」って。「それほどの愛を持ってるか?」って。

さてベニーニは愛に生きる男と戦争を同時に観せてるけど、どこまでか膨らませれば悲惨も防げるのが愛だと言ってるのかな?
愛を忘れたかのようなフアド(ジャン・レノ)も悲しく描かれていた。

戦火がやけに美しい夜空を見ながらフアドが言う。
「地球の始まりにも終わりにも人類はいないんだ」って。
厭世的だけどそれはホントかもね。地球の終わりに加担しないだけでもマシだ。

さあ、もう少しで今年も終わり。ベストイタリア映画はなんだったかな?「輝ける青春」が思い浮かんだけどあれは去年だっけ?
いい加減でごめんなさい。なにしろ出先なもんで(笑)
そうでなきゃ「13才の夏僕は生まれた」かな?

オレンジ色の電車が吉祥寺へと走る。僕の意思とは関係なく!

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