« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »

2006/12/27

AGIP燻製缶

冬が僕の燻製シーズンである。
カキが旨いしね!それにマンションの台所でやるからには、換気扇からかなりの煙が出るので、他の家々が窓を締め切ってる季節が望ましいからだ。

06121601  

 
 
 
 
ちょうどパーテイがあるのでカキとマグロのホホ肉を差し入れしよう。
吉祥寺ハモニカ横丁にある、いつもの魚屋さんに良質のホホ肉調達をお願いした。この魚屋さんはマグロが専門で、お造りを買うと、サクでは売れないマグロの頭などの部位が入っている。マグロのコメカミあたり?の肉なんか甘くて旨~い!ちなみにこの時期は「ホンモノの」国産かずのこが店に並ぶ。

06121602
 
 
 
 
 
 
 
入荷とのことで出かけてみると、なかなかキレイな肉厚のホホ肉が。魚屋のおかみさんから「私の分も燻製お願いしていいかしら?」と余分に1個持たされた。これは責任重大である。

0612160306121604

 
 

 
 
 
まずはソミュール液に漬ける。塩分15%程度の塩水をつくり、ローリエ・デール・胡椒などを加えてひと煮立ちさせ冷ます。液に漬けるのはビニール袋を活用すると少量で済み衛生的だ。

06121605  

 

 
 
AGIPの20Lオイル缶を使った自家製燻製器。これで燻製するとなぜかイタリアの香りも加わるから不思議だ。(気のせい?笑)
底を抜いてあり、フライパンの上に載せて使う。温度管理のために温度計も必要だ。

06121608  

 

 
 
カキはよく洗い、5分ボイルしてから冷えた状態で2時間ほどソミュール液に漬ける。4~5時間乾燥させたあと低温で燻製。スモークウッドを使って温度を抑えるが、ウッドの上には気分でウィスキーのバレルチップもふりまく。

06121609  
 
 

 
マグロホホ肉は20時間漬け込んだあと2時間ほど塩抜き。さらに半日乾燥させるので、まんず時間がかかる。燻製器に入れたら30分ほど熱乾燥(というより焼き?)させたあとに70~80度で燻製。

06121610  

 

 
 
ホホ肉はややスモークをかけ過ぎて酸っぱくなってしまったが、数日寝かせる間に風味が落ち着いた。
スライスしてバゲットに乗せて食べたら・・・・自分で言うのもなんだけどサイコーの酒の友になった。やめられまへん。

網の余白には○印6Pチーズを2個ばかし。
これがバカにできないブツに仕上がる。以前、筑波のレースのランチに持っていったら、チーズ嫌いという人が喜んで食べてくれた。

次は、
産卵が終わらないうちにイカの塩辛を・・・・・・

| | コメント (0)

2006/12/19

富浦よいとこ、よいひと

15日(金)は南房へひとっ走り出かけてきた。5月恒例のスコッチ研究会合宿に加え、ここ数年は12月の富浦参りも欠かせないものになった。

富浦に初めて行ったのは10年以上も前のこと。GWにボートでキスが狙えるということで富浦に注目し、当時の富浦町役場から取り寄せた観光案内マップで最も端っこにあった民宿に白羽の矢を立てた。
宿のおばちゃんは当時60ちょい、たくさんの常連客の世話をバリバリこなしていた。海女でもあり、磯物を取ってきては食べさせてくれた。

そしておじさんは船乗り・釣り好き・油絵好き・カメラ好き。泊り客をダシにしては沖釣りに出ていた。最初に泊まったときの帰り、おばちゃんが駅まで送ってくれたのだが、車中で「家庭を大事にして、道楽ばかりしてたらいかんよ!」となぜか僕らに力説した。おじさんの若きころのの道楽ぶりが偲ばれる(笑)。もっとも数年経つうちにそのセリフは僕に言わなくなってしまった。きっと僕が道楽者の類いだと見定めたからに違いない。

06121501   

 

 
 
内房を南下する観光客は館山を目指し、富浦はその通過点に過ぎない。おかげで宿の前の浜の静かなこと。まるで自分の庭のように過ごせる。釣りして、散歩して、ビール飲んで、夕陽見て・・・・。

すっかり気に入ってしまって宿とのお付き合いが10年近くなったころ、おじさんが長患いの病気でついに寝込んでしまった。バイクとばして見舞いに行き、3人でいろんな海の話をした。

その年の12月におじさんは亡くなってしまった。数ヶ月、頑として病院を拒んで家で痛みと闘ったおじさんをおばちゃんは仕事をなげうって世話した。前は道楽者に苦労させられたって悪口ばかり言ってたのにね。

それから毎年12月になると、民宿も廃業してしまったおばちゃんの元へ行くようになった。ちなみに5月は「客じゃなくて、遊びに来た孫」ということで、グッチ仲間数人と泊まりに行かせてもらっている。

-----------------------------------

06121506_1  

 

 
 
前日の夜更かしが災いして出発は10時前。でも首都高が意外や空いてて箱崎あたりもガンガンいける。ただ途中から小雨が降りだしたので、山間快走ルートは断念して館山道を南下した。

遊びに行くと、育てた野菜や漬物・海草などを大量に準備して待っててくれる。民宿はやめても世話好きなおばちゃんは、昔のお客にも野菜や磯ものを送ったりしているのだ。

06121502_106121503

 

 
 
 
 
磯の解禁を「磯の口があく」と言うらしいのだが、ちょうど口があいたばかりの青海苔を干し、焼き、手でもみ、湯煎した餅にたっぷりまぶして食べさせてくれた。温かい餅をいれると磯の香りがプ~~~~ンとたつ。ん、ん、ん、んまい!
だけどこれ、腰まで冬の海に浸かって採ってんだよね~。

いまは1匹の犬とたくさんの猫と暮らしている。おばちゃんの世話好きにつけ込んで子猫を置いていく人がいるらしい。路上で轢死してしまった小動物を見つけたら、後続車が文句言おうが渋滞しようがお構いなくその場にクルマを止めて遺体を回収すると前に聞いた。

クルマといえば、おばちゃんは頑固なまでのマニュアル派。先日免許書き換えの実車教習にて、「富浦のばあちゃんは運転が図々しすぎるくらいだなあ」と教官からお墨付き?を貰ったそうだ。
一度、裏道の案内に僕等バイクの先導をしてもらったのだが、小雨ふる半山道で国産高級車を軽ワンボックスであおっていた(笑)。凄すぎるよ。

0612150506121504

 

 
 
 
 
3時間ほどして腰をあげる。
この時がつらいんだ。寂しそうにするんだもん。独りに戻るんだからね。
外に出るとシートに猫が乗っかってる。「帰るな」っていうこと?
まバイク乗りの皆さんは猫のバイク好きはよくご存知でしょうけど。

帰り道、馴染みの魚屋で晩飯のネタを買って館山へ。
南房に来たら必ず会いにいく人が、館山水産高校の水族館にも一人いるのだけど、今回は不在だった。
その人の話はいずれまた。

野菜と魚をしこたま積んで重くなったバイクを走らせる。このまま鍋に飛び込めば海鮮鍋のできあがり。往復6時間、滞在3時間半、350kmほどのツーリングでした。

| | コメント (4)

2006/12/11

立ちソバ列伝( 15)守谷SA上り

立ちソバ列伝(<br />
 15)

今日は仕事で常磐道を走っている。最初のサービスエリアはMだ。

Mといえば3〜4年前、筑波サーキットに向かう早朝にまずいソバを食べて以来足を踏み入れていない。
香り無く焦げたようなつゆが衝撃的だった。

早朝ゆえ煮詰まったにしても、客に喰わせるものだからねぇ……………いや待てよ?百歩譲って早朝ゆえだとしても、昼間ならどうなのだろう??
と、いうわけで山菜ソバを食べてみた。460円、価格は高いほうに類する。高い分何かと改善されてるかな?

……………う〜〜〜ん!?
麺はよしとして、つゆがやはり……………。すっぱいというか、山菜をいれたからだとしても……。
ま、今日も何かしら日が悪かったのだろう(笑)。

帰路、上り車線のMサービスエリアに差し掛かる。
そうだ!上下線で参入業者が違うはずだ。ものは試しに寄ってみよう!

と、いうわけで(懲りない君、笑)納豆めかぶソバ500円。
お〜!合格合格。あっさり目のつゆに具がマッチしてるし。良かった良かった、これで後味よく帰れる。

今回は(番外編)にするつもりだったのだけど、晴れて(15)常磐道守谷サービスエリア上り(笑)に昇格した。

ちなみに納豆は駅ソバではポピュラーなネタだけど高速では少ない。やっぱ茨城だからね。
また高速各地で盛んなご当地ネタは揚げ物に頼り過ぎだが、そんな中にあって納豆めかぶはヘルシーでグッド!である。

| | コメント (0)

2006/12/04

下浦海岸釣行

久々に三浦に釣行した。僕が通うのは下浦海岸から三浦海岸。そして狙うは砂浜からの白ギスである。砂浜で投げ釣りというと、のんきに座ってるってイメージでは? だが実は「キスは足で釣れ」という格言があり、意外とトコトコ砂浜を何キロも何キロも動き回ってるのですよ。だから道具立てもタイミングを見てパッ!パッ!と移動できるようシンプルにまとめられている

06120101_3  

 

 
 
しかし年々、このあたりの砂浜は痩せている。何本も砂止めの突堤が設置されてるが、その甲斐は無い。突堤も年々沈み、崩れていく。下の画像は津久井浜だが、以前は手前のテトラは無く、満潮時でも砂浜がちゃんと残っていた。このポイントは僕が初めてこのあたりに釣りに来た際(梅雨)、老夫婦が驚くほどニアポイントから良型をバシバシ釣り上げるのを見て、通うきっかけになった場所なのである。あの浜も失せてしまった。残念。

06120102_5  

 

 
 
キスは水温17度を割ると口を使わないという。従って冬は厳しく2~4月は普通に攻めたらどうしようもない。いろいろと条件を考えながら釣り場を決めたりするのだが、僕は最近は、通年三浦に通っている。それにはささやかな理由があるのだけど。

それにしてもネット情報は渋い。前の日曜にピンキスが1尾だという。ちなみにピンというのは小学生級というサイズだ。ただ他に、平たいのが寄ってるからアオイソメを準備したという記事もあり、「なあるほど!」僕もジャリメ&アオイソメの2種の餌を用意した。

06120103_206120104_3 

 
 
 
 
4時40分に家を出ても釣り開始は8時前である。
背後に長崎ちゃんぽんリンガーハットがあるために「リンガー下」と呼ばれるポイントでスタートした。するとなんと第1投から魚信があり、僕の手の平を超えるくらいのサイズのカレイがあがった。ちゃんとアオイソメの方に食っている。やあ、こう作戦があたると楽しいね。釣れたんじゃなくて、「まんまと釣った」感がある。

他に、やや良型のメゴチがあがる。こいつはヌメリはあるは、トゲがあるは、キスより早くエサに食いついてしまうなど、キス釣りの世界では嫌われ者だが、食べるとなると一番ウマイ!身の味が濃いのだ。今日はすでにカレイにハゼが来てるので、唐揚げがちらつき出した。

06120105_3  

 

 
 
先の格言通り、僕も下浦から西の津久井~三浦海岸方面へと魚信を探りながら移動。それは経験と深い洞察力がゆえ打ち出された・・・・・・・・なんてことはなく、そっちの方に行きつけの定食屋があるからなのである(笑)。ちなみにこの時期、浜では三浦大根が干されていて壮観。

実釣5時間あまり、手の平カレイに情報通りのピンギス少々、多数のハゼに、最後に仕掛けをメチャメチャにした30cmのボラ(これはリリース)があがったところで納竿した。舟釣りに比べるとほんと貧果だけど、まあこんなもん。道具を片付けながらも、すでに僕の脳裏には今日の刺身定食のネタはなんだろう?という思いが渦巻いている。ちなみにキスのヒットポイントは100mくらい、他は70~90mくらい、50m以内はフグの猛攻に遭った。

06120106_2  

 

 

行きつけの定食屋、その店は数年前見つけた。それまでは、ここでの釣りのあとはリンガーハットで皿うどんを食べて帰っていたのだが、それではあんまりだということで釣友とグルメ探索に出た。

いくつもの活魚料理屋や地元風?回転寿司屋をことごとくスルーした二人が「これじゃん!」と膝を打ったのは、三浦海岸の超ホットスポットに在りながら、在るのかどうだかわかりづらい地味な店。隣の立派な料理屋の刺身定食より1100円安い刺身定食を出す。量は値段なりではあるが、その日の朝に自前定置網にかかった魚を少しづつ味あわせてくれる。意地悪く場所・店名は明記しないが、探すのは簡単なはず、是非見つけてください。

06120107_2  

 

 
 
さてさてビールではとても我慢できずに熱燗を頼んでしまった。付き出しには漬かりが浅めの自家製塩辛・・・・ンマイ!今日の刺身は6種の魚、チビイカ・マグロ・ソウダカツオ・スズキ・アジ・最後はイナダか?これで750円なら誰も文句言えまい!
僕が三浦に通うのも、バイクで来ずに手間のかかる電車で来るのも、浜歩きの終点を三浦海岸にするのも、全てはこの店の刺身定食で一杯やるためなのだ。

一杯ひっかけて、帰りの京浜急行でトロトロと眠る心地よさ。

一句
釣りよりもメシが気になるヘボ釣り師

| | コメント (2)

« 2006年11月 | トップページ | 2007年1月 »