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2006/10/10

自転車乗りの聖地、ギザッロへ

MOTO GUZZIのイベントも終わり、レッコを離れようという月曜日。ミラノに帰ってしまう前に行かねばならないとこがある。
それは二股のコモ湖とレッコ湖に挟まれた岬部分の高地、ギザッロ峠にある聖母マリアに捧げられた礼拝堂だ。マドンナ・デル・ギザッロとして世に名高い、自転車の聖地。

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当日朝は雲が多く、下界からの視界は悪かった。ので5年前のバイクツーリングでの写真を使うが、レッコ湖の左岸、あの岩隗の向こうにギザッロはある。湖岸からじかに登ればどれほどの標高差があるのか、山の形からわかってもらえると思う。
礼拝堂はまさに峠の頂点に位置している。横の坂道は自転車レース・オートバイレースの激闘の舞台になってきたそうだ。

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礼拝堂横の勝者と敗者の像。敗者無くして勝者は存在し得ない。
礼拝堂に入るとマドンナの脇にパンターニの写真が・・・・・。これは5年前には無かった。2004年2月に去ったイタリアのヒーロー。

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近隣に住む信者のマリオ氏に電話して、礼拝堂まで来てもらった。自転車で来るのかとおもったらクルマだったけど(笑)。奥の鉄扉をあけて招き入れてくれた。分厚いノートに記帳し、奥の部屋でお守りなどを見せてもらう。
絵葉書はジーノ・バルターリとファウスト・コッピのもの。あとから気づいたのだがバルターリの葉書にあるサインはナ・ナント肉筆であった!彼が亡くなったのは2000年、まとめてサインしてもらっていたのだろうか?
それとお札に、自転車のフレームに付けるお守り。マドンナが君を守っている、と刻印されている。

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コッピにバルターリの自転車。コッピのは49年ツール、バルターリのは48年ツールのもの。モーゼルの有名なタイムトライアル車もチラ見え。こんな感じで往年の名選手の自転車や優勝時のジャージなどが所狭しと飾られている。自宅に飾っておくよりもここに献じて飾られるほうが名誉なのだろう。

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外には二人のライヴァルの像が並んでいる。ちなみにマリオ氏に記念写真をお願いした際、彼は「外のバルターリの前で撮るか?」と言った。バルターリのファンだったのだろう。両雄が戦っていたころはマリオ氏も沿道で手を振る小さい子供だったのだろうか?
5年前、何をしているのやら、工事中だった場所は自転車博物館だった。建物は完成していたのだけど、展示物は皆無。まだオープンしてなかったのだろうか?後ろ髪を引かれつつギザッロを後にしたのであった。

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ちなみにイタリアの列車には自転車専用車輌がある。だから例えば、ミラノの家からサイクルウェアで中央駅に走り、そのままホームに入り、自転車はフックにかけてレッコまで電車で行き。そこからギザッロまで走る。なあんてことができるのだ。輪行バッグなんて要らないし、サイクルウェアで駅にいたって変な目で見られない。いいなあ!

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コメント

maido マッシーさん イタリアレポ 楽しく読ましてもらってますだ
すかす 遊びで行ってみたいす ヨーロッパ 

投稿: minoguzzi | 2006/10/12 18:58

minoguzziさん、どもです。
行きましょう!
次は5年後!!

投稿: massi | 2006/10/12 22:37

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