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2006/10/19

Dopo mezzanotte

Bunkamuraで映画を観た。今日観たのは「トリノ、24時の恋人達」という映画。題名から甘ったるいラブストーリーかもって警戒してたけど、三人の主人公が愛らしく個性的で、イイ気分に引き込まれてしまった。骨壷が割れて、遺灰が差し込む光を受けて美しく舞うなんてシュールな場面もあったけど。

この映画のどこかホンワカな雰囲気は、キャスティングだけじゃなく、BGMで流れていたゆったりしたマーチの影響も強いと思う。エンディングロールの間も流れ続けるマーチ………ブンチャッチャ♪ブンチャッチャ♪。おかげでいい余韻が残り、席を立ちたくなかった。そしてロビーに出るとCDを売っている。

で、買ってしまった。サントラではなく、演奏してる南イタリアのバンド、バンダ・イオニカの「MATRI MIA」というCD。ジョバノッティにもバンダって、マーチを使った楽しい曲があったな。
う~ん、楽しみ。

ところでこの映画の原題はタイトルの通り、訳せば、24時の後に、それとも、真夜中を過ぎて、って感じか。比べて邦題はどう思います?ヨーロッパ作品に多い気がするけど、オシャレっぽくしようとしてか、要らないものを足し過ぎ。もちろん配給もいろいろ考えてのことだろうし、製作側の了承はとってるんだろうけど。

ちょっと前に「Che ora e?」て映画があった。今何時?っていう意味だ。マストロヤン二とマッシモ・トロイージが、今何時?え~っとね。と、延々やり取りするエンディング。
「Verso sera」もマストロヤンニが出てたけど、夕暮れどき、黄昏れどき、という感じかな。

邦題は出さないけど調べてみてください。

イタリア映画の話題ついでに。
最近観たのは「13歳の夏に僕は生まれた」「夜よこんにちは」
あ!夜よこんにちはは、原題に忠実だ(笑)。

ともに社会的問題の映画だったが、13歳~のほうは不法移民問題を描いていて、「少年がほろ苦い経験を経て成長・・・」なんて評論もあったみたいだけど、僕にとっては主人公少年はカメラのレンズと同列に過ぎなくて、不法移民の存在そのもののほうが強く印象に残った。心臓に小さい釘をトンと打ち込まれたまま帰ってきた記憶がある。

たまたま、今、サ○マ○夫人のサ○ユ○さんにお借りした「涙の理由」という本を読んでいる。面白くて、という言い方をするには憚られる内容なのだけど、ボートピープルと呼ばれたベトナム難民の話だ。詳しく知る事のなかった紛争・戦争下の人々の行動・思いに興味つきず、読み進めている。

実は、何故この本を僕に貸してくださったのか不明なのだが(笑)、13歳の~と共通するテーマ。これを読み終わったあと、僕はどうする?というジレンマの存在も気になるところなのだ。

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コメント

理由は3つ。
1.キリスト教精神を理解できそうな人だから。
2.「感動した!」とぜひ主人に薦めてほしいから。
3.「お涙頂戴もの」が好きそうだから。

投稿: ゆり殿 | 2006/10/26 00:45

ゆり殿さん、お晩です!ようこそです。
「殿」という尊称プラス「さん」は妙ですか?

理由を書いてくださったんですね。

1、そうでしょうか?以前、姪から不意に「福音ってなあに?」という質問を浴びせ掛けられて絶句した男でございます(大笑)。

2、ご主人にも借りっぱなしの本がありまして、迂闊に本の話をできないのであります。

3、いえ、涙もろいのでそういうのはなるべく避けています。映画館でも上映終わって、暗いうちに慌ててグラサンかけることもありまして。古くは中坊のころ映画原作の「ジョーイ」を読んで泣いたのが最初あたりです。

投稿: massi | 2006/10/27 00:08

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