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2006/08/14

うれしいメールが来た!

始まりは2年前に遡る。
中部イタリア、アドリア側のとある町で地元モトグッチクラブ主催の集会に参加した。
数十台のモトグッチが街に繰り出してパレードしたあと、町の広場に造られた舞台で参加者の表彰式。前回のモトジロデイタリアを走って来たという老ライダーを祝福したり。

そんな中、話し掛けてきたのがカルロ&ミレーナ夫妻だった。100kmほど離れたラクィラ(鷲!)という町から来た二人。カルロさんは少林寺拳法を習っていて、「ドウジョウ」「センセイ」なんて単語がイタリア語に混じる。

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以後細々とメールのやり取りが始まった。僕の送るざっくりした文の文字数に比してカルロさんのそれは3倍以上か(笑)。あるとき、僕はこう書いてみた。
「あなたのような素晴らしい文章は書けませんが、読むことならできます」
するとカルロさんから長文が送られてきた。
辞書を片手に必死で訳したメールの要約、
「自分はイタリア陸軍にいる。数年前アルバニア駐留の平和維持部隊にいた。劣化ウラン弾により土地も民間人も軍人も汚染された。自分は3度の外科手術を受け、今はHodkgin病?と血液の腫瘍?の化学療法中だ。」

「どこでもドア」が突然開いて、遠い土地で起きていた現実を鼻先に突き付けられた。己がのん気に暮らしていることを嫌でも意識してしまう。
その時、言葉の拙さに歯がゆい思いをしながら一生懸命返信を書いたが、さらに1~2ヶ月後メッセージ入りの写真と手紙が送られてきた。

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「神が望むならばマンデッロで会いましょう」
と、あった。マンデッロ。マンデッロデルラーリオというのはモトグッチ本社のある町で、5年おきの大イベントが今年の9月に予定されていて、その日は世界中のグッチスタが集まるのだ。
「神が望むならば」が慣用句のレベルなのか?実際の深刻さを表すのか?メッセージ入りの写真までもが僕の不安を掻き立てる。

そして9月が近づいてきた。
「あなたがマンデッロに来られないなら僕がラクィラに行かねばならない」
とおそるおそるカルロさんにメールしてみた。

その返信は……
「ニッポンのグッチ仲間を出迎えるのを楽しみにしている。」
治療継続中らしいが元気そうだ。よかった!
ランチの約束もしよう!
問題はどこまで話せるかダ。メールみたいに辞書や例文集片手にとはいかないぞ。でも当たって砕けてみよう!今僕ができるのはそれが精一杯なんだから。

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コメント

おお! マッシーさんて イタリア語がわかるんすか 
すげー ところで体調はいかが?

投稿: minoguzzi | 2006/08/18 23:14

minoguzziさん、山形食べまくりツーお疲れ様でした。
わかるんすか?って・・・・。
そこらへんがもひとつなもんだから苦労してるんです。がくっ。

熱はだいぶ下がりました。
24時間のうち20時間くらい寝たりして昼夜の別が無くなってます。

投稿: massi | 2006/08/19 00:48

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